ホンダの新パッケージが最先端技術と積載量増加をHondaJetにもたらす
ホンダ・エアクラフト・カンパニーは12月18日、HondaJet ClassicおよびHondaJet APMG(Advanced Performance Modification Group)のオーナーおよび運航者向けに、新たな性能向上パッケージ「HondaJet APMG S」を発表した。
この取り組みにより、初期世代の機体も、HondaJet Elite Sなど、より新しいプラットフォームに導入された技術革新の恩恵を受けることが可能となる。
APMG Sプログラムは、グリーンズボロにあるホンダ・エアクラフト・カンパニーのサービスセンターに加え、世界21カ所の認定サービスセンターを含むグローバルネットワークを通じて提供される。同社によると、複数のシェアオーナーシップ向けHondaJet機はすでにAPMG S改修を受けており、同社の中古機プログラムを通じて提供されているという。
このアップグレードパッケージには、処理速度を向上させたアビオニクスのソフトウェアおよびハードウェアが含まれており、HondaJet既存機全体に将来の技術革新を展開するための技術基盤を構築する。主な特長として、Elite Sに採用されている先進操舵補助システム(ASAS:Advanced Steering Augmentation System)が組み込まれ、操縦精度の向上と横風条件下での運用能力拡大が図られている。
HondaJet Echelonのシニア・バイスプレジデント兼最高商務責任者、ならびに大型プログラム責任者であるアモッド・ケルカー氏は、同社はモデルの生産開始当初から高い性能基準を維持することを目指していると述べた。また、HondaJet初号機の引き渡しから10周年が近づく中、APMG Sは最新型機に導入された技術的進歩を既存顧客にも提供する手段であると強調した。
HondaJet APMG Sは、すでに米国連邦航空局(FAA)から米国登録機への搭載について認証を取得している。その他の国際市場向けの認証については、今後段階的に進められる予定だ。 HondaJet APMG S. 写真:ホンダ