チャイルドシートのベッド型……メリットとデメリットは?
一般のチャイルドシートは「イス型」ですが、「ベッド型」と呼ばれるチャイルドシートがあります。日本ではアップリカがチャイルドシートの黎明期から開発を続けています。他メーカーが開発の困難さから撤退することが多かったベッド型チャイルドシート。そのため、世界のチャイルドシートの傾向からみると少数派ではありますが、その乗車姿勢は赤ちゃんに負担がなく、安心を提供してくれることは明確です。さらに、ベッド型で最新の安全基準R-129をクリアしたモデルが出たことで、ベッド型に潜んでいた不安要素の多くが解消しました。この機会に、ベッド型チャイルドシートのメリット・デメリットについて改めて整理したいと思います。
- チャイルドシートベッド型は横向きなど無理のない乗車姿勢が特徴!
- 事故に遭ったとき、より安全なチャイルドシートはイス型?ベッド型?
- ベッド型チャイルドシートで横向きに寝かせるのはいつまで?
- 3スタイル兼用は使いにくい? 使い方が複雑なのでは?
- 便利!安全! 最新安全基準R-129を取得したベッド型チャイルドシート
- ベッド型は「赤ちゃんの快適さ」を実現し、同時に「高い安全性」も立証
- 乗車姿勢の改善が進む、イス型のチャイルドシート
- イス型もベッド型もデメリットを感じるリスクは少なくなっている
ベッド型チャイルドシートは、横向きなど無理のない乗車姿勢が特徴!
ベッド型専用品にすると構造的にはシンプルですが、利用期間の短さから訴求性が低いと考え、4歳まで使用できるようにイス型との兼用でアップリカは製品開発を続けてきました。かつては、ベッド型とイス型を可変できるようにする仕組みの複雑さから、いろいろな使い勝手の悪さも生じてしまい、完成に至っていないところもあったのですが、2019年「フラディア グロウ ISOFIX 360° セーフティー プレミアム」の発売を境に、ベッド型は世界に誇れるほどの完成の域に達しました。
事故に遭ったとき、より安全なチャイルドシートはイス型?ベッド型?
事故の内容で、イス型、ベッド型のメリット・デメリットが入れ替わります。ここでは、体の未熟な1歳未満のお子さんに使用する場合のイメージで分析してみましょう。
ただし、イス型は常に衝撃に対して「身構えている姿勢」を子供に強いるので、生まれて間もない乳児には適切でないと感じる親御さんも少なくないでしょう。生後間もないうちは、事故以前に、普段の乗車姿勢に負担を感じます。また、短絡的に正面衝突対策だけを行うのではなく、後方、側面、横転など、あらゆるケースで安全性が問われる時代になってきました。そうした場合に、ベッド型の優位性は、かつてなく注目される時代を迎えています。
ベッド型チャイルドシートで横向きに寝かせるのはいつまで?
製品としては身長70センチ、12ヶ月ころまでベッド型として使用が可能で、初期のベッド型に比べるとベッドとして利用出来る期間も長くなりました。ただし、ベッド型としていつまで利用できるかを決定するのは実は赤ちゃんです。赤ちゃんによって機嫌のよい姿勢は違います。お座りは通常生後半年以降ですが、赤ちゃんはそれ以前から体を起こしたがります。首が据わらないうちから縦抱きを好む赤ちゃんが多いことからも、よく分かるでしょう。月齢が進むにつれて、赤ちゃんの様子は変わりますので、横向きに寝かせても、ぐずって泣くようだと、体を起こせるイス型の方が、機嫌よく座ってくれるかもしれません。
と言っても、製品を買い替える必要はありません。アップリカのベッド型は、3スタイルに可変します。身長が60センチ以上になり首がすわれば、後ろ向きイス型に、身長75センチ、生後15か月以上になれば、前向きイス型にも変えられ、4歳ころまで使用可能。
3スタイル兼用は使いにくい? 使い方が複雑なのでは?
この点をおよそ2010年前後、ベッティーノフィールというモデルから、本体ベースの薄型化と低重心化を実現して解消。後ろ向きイス型でも、お子さんに負担の少ない姿勢で座らせられるようになりました。これで本当の意味で3スタイルを有効に使えるようになりました。さらに「フラディア グロウ ISOFIX 360° セーフティー」から後ろ向き時のリクライニングが2段階となり、より実用的に。
もう一つのポイントとして、チャイルドシートは、お子さんの成長に合わせて、ハーネス(ベルト)の肩位置調整をしなければなりませんが、今までの製品は、いちいちシートの裏側でハーネスを外して、肩穴の位置を変更して差しなおす必要がありました。ところがアップリカの「フラディア グロウ ISOFIX 360° セーフティー」は、ワンタッチでの高さ調整を実現しています(フィットアジャスター機能)。
便利!安全!最新安全基準R-129を取得したベッド型チャイルドシート
また、最も重要と言えるのは、世界の主流とはいいがたいベッド型で、本当に安全性は確立できているのかという点を、最新の安全基準を早々に取得したことで払拭できたことです。今までのアップリカの研究・開発が、間違っていなかったことを証明しました。「フラディア グロウ ISOFIX 360° セーフティー」は、ISOFIX固定が可能で、車のISOFIX金具にワンタッチで固定でき、簡単かつ確実な装着ができる最新のシステムを持つだけでなく、前後左右360゜の安全性が、きわめて高いレベルで実証したことになります。
ヨーロッパでは、特にノルウェーでの多くの実例から、長い期間子どもを後ろ向きで乗車させることで、より事故時の救命率が上がることがわかり、注目されています。新しい安全基準R-129では「身長71センチ未満、または生後15ヶ月未満は後ろ向き、または横向き(ベッドタイプ)が必須」となりました。「フラディア グロウ360° セーフティー」は、1歳までのベッド型としての使用だけでなく、2歳まで後ろ向き乗車が可能なキャパシティを持っています。
最新ベッド型は「赤ちゃんの快適さ」を実現し、「高い安全性」も立証
乗車姿勢の改善が進む、イス型のチャイルドシート
イス型もベッド型もデメリットを感じるリスクは少なくなっている
■アップリカISOFIX固定 回転式ISOFIXベッド型チャイルドシート フラディアグロウ360°セーフティー ……スタンダードモデルですが、必要十分な機能を持ちます。
■アップリカ ISOFIX固定 回転式ISOFIXベッド型チャイルドシート フラディアグロウ360°セーフティー上位モデル ……肩パッドカバー・フットシート・日除けが深いエキストラシェード付きアップリカ ISOFIX固定 回転式ISOFIXベッド型チャイルドシート フラディアグロウ360°セーフティー プレミアム グレー グレームーン(GR) 0か月~ (1年保証) 2040694
アップリカ ISOFIX固定 回転式ISOFIXベッド型チャイルドシート フラディアグロウ360°セーフティー プレミアム ネイビー ネイビーウォーター(NV) 0か月~ (1年保証) 2040692
■アップリカ ISOFIX固定 フラディアグロウ ISO AC ……EC基準 R44/04適合品 (R-129ではありません) ■シートベルト 固定タイプ EC基準 R44/04 適合品 ……車にISOFIXが備えられていない場合はシートベルトで固定できるモデルを(R-129ではありません)- チャイルドシートがガタガタしない! 正しい付け方とは
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