. Snow Manの韓国音楽番組パフォーマンス映像がYouTubeで公開…これを機に日本メディアが変わることを願う - イマオト - 今の音楽を追うブログ -
Snow Manの韓国音楽番組パフォーマンス映像がYouTubeで公開…これを機に日本メディアが変わることを願う - イマオト - 今の音楽を追うブログ -
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旧ブログ名:face it。音楽チャートアナライザーとして、ビルボードジャパンや米ビルボードのソングチャートなどを紹介します。

Snow Manの韓国音楽番組パフォーマンス映像がYouTubeで公開…これを機に日本メディアが変わることを願う

「カリスマックス」は最新の主要サブスクチャートにおいてApple Musicで35位、Spotifyで48位(共に8月27日付)、LINE MUSICで31位(8月28日付)を記録。高いダウンロード数も相まって、ビルボードジャパンソングチャートで上位に初登場する可能性は高いと考えます。

上記はMnet K-POPのYouTubeチャンネルから発信されたパフォーマンス映像(テレビで流れたものと同様と思われます)。『M COUNTDOWN』EP.903のパフォーマンス曲においては「カリスマックス」がIVE「XOXZ」(→こちら)に次ぐ再生回数を記録し、Stray Kids「CEREMONY」(→こちら)を上回っているという状況です(EP.903の出演者はこちらで確認可能)。なおこのチャンネルの登録者数は現時点で2190万を誇ります。

そして先月、MUSIC AWARDS JAPANの本編映像が遅ればせながらYouTubeで公開されたタイミングにて、次のように記しました。

MUSIC AWARDS JAPANに対しては、今回のYouTube公開経緯を明らかにすることに加えて以下の内容についても提案させていただきます。

ひとつは、パフォーマンス動画の歌手側YouTubeチャンネルでの公開です。

(中略)

MUSIC AWARDS JAPAN効果については後にデータが紹介されていますが、パフォーマンス映像を歌手側の公式YouTubeチャンネルでも公開すればその動画経由でサブスクサービスにてチェックする方も増え、来年はデータのさらなる上昇が見込めると考えます。また歌手側YouTubeチャンネルでのパフォーマンス映像公開は、歌手のファンがMUSIC AWARDS JAPANへの意識を高める点においても重要な役割を果たすはずです。

そしてもうひとつは、YouTubeアーカイブ化に伴う国内向け視聴数の分析と、テレビメディアへの提示です。

音楽番組においては未だYouTubeでのアーカイブ化が十分ではありません。『NHK紅白歌合戦』(NHK総合ほか)の映像公開は1週間程度に限られ、NHK独自の制約に伴いSNS等での活用も不便といえます。また『CDTVライブ!ライブ!』(TBS)では映像貸与が目立つものの、歌手側YouTubeチャンネルでの公開はTVer公開終了後が大半です。さらに、『ミュージックステーション』(テレビ朝日)ではTVerでの公開自体未だ行われていません。

先述したように、歌手側のYouTubeチャンネルで公開することで動画再生分が音楽チャートの加算対象となるのですが、これは指標のカウント対象となるISRC(国際標準レコーディングコード)を音楽パートナーと位置付けられたチャンネルのみが付番可能ゆえ。たとえば『DayDay.』(日本テレビ)では番組公式YouTubeチャンネルにてパフォーマンス映像を積極的に公開するも、音楽パートナーではないためチャートに加算されません。

音楽業界が日本の音楽を海外でも浸透させたいとするならば、MUSIC AWARDS JAPANの創設にその目的もあるならば、音楽業界のみならずメディア、特にテレビ業界における配信についての考え方を変えることが必要ではないでしょうか。音楽チャートでのカウントの仕組みを伝えること、貸与条件(価格等)を和らげることもさることながら、今回公開した映像のYouTube効果を分析し実績を届けることもまた必要と考えます。

ともすれば、アーカイブ化が遅れたことでYouTubeでの再生回数は思うほど伸びないかもしれませんが、その場合でもまずは分析と提示を願います。その上で、テレビメディアがYouTube活用に前向きになったとして、そこに著作権法等がネックとして立ちはだかるのならば、同法のネット時代に即した改正にも着手すべきとというのが自分の見方です。

・MUSIC AWARDS JAPAN授賞式映像がYouTubeで国内視聴可能に…改善を願ってきた者としてさらなる提案を記す(7月25日付)より

そのTVerにおいて、『ミュージックステーション』(テレビ朝日)は未だ見逃し配信を行っていません(2025年夏の地上波長時間音楽特番から出演歌手傾向およびテレビ局の動向を読む (最終版)(8月11日付)参照)。番組制作者が今年初開催された『MUSIC AWARDS JAPAN』の演出を手掛け、そのパフォーマンス映像そして本編映像が(遅ればせながら)YouTubeでも公開されたという経緯を踏まえれば、取り入れても好いはずです。

MUSIC AWARDS JAPANの新設は日本メディアの閉塞性を変えるきっかけに成ると考えつつ、その道のりは険しいとも痛感しています。そのタイミングにて『M COUNTDOWN』でのSnow Man「カリスマックス」パフォーマンス映像が、それも10本以上公開されたことで、(映像の歌手側への貸与の問題はあれど)日本メディアが韓国に倣うべきという空気が高まるかもしれませんし、むしろ高まるべきだと強く感じた次第です。

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