Rockon Social Clubが横浜BUNTAIでツアー終幕、堺正章ら豪華ゲストと熱狂的大団円
本ツアーは、9月5日(金)東京・東京ガーデンシアターからスタート、東京、大阪、福岡、宮城、愛知、神奈川まで、全7会場18公演を巡ってきたもの。ツアー中の11月には、豪華アーティストとのコラボアルバム『THE SHOW MAN』もリリースされた。ツアーファイナルの横浜BUNTAI公演2日間には、このアルバムに参加したスペシャルゲストの出演も発表されており、多くのファンが詰めかけた。このレポートでは、24日(水)の模様をお届けする。
開演時間の18時ちょうど、場内が暗転して「プンスカピン!(オーケストラver.)」が流れる中、Rockon Social Club (以下・RSC)のメンバー、成田昭次(Vo.Gt)、岡本健一(Gt.Vo)、高橋和也(Ba.Vo)、前田耕陽(Key.Vo)、寺岡呼人(Ba.Gt.Producer)、青山英樹(Dr)がステージに上がると、真っ赤なペンライトで埋め尽くされた客席が総立ちに。青山が「いくぞ横浜ー! ツアーファイナルだ!」と叫び、ライブは「Still Rockin'」からスタート。サングラス姿の成田から岡本へとボーカルがリレーされ、サビで全員の声が重なる。骨太なロックンロールが放つ波動は、大観衆と対峙してもなお圧倒する勢いだ。成田がゴールドトップのレスポールで、トリッキーなタッピングを交えたソロを見せる。バックに4菅のホーンセクションを配したド派手なロックショーが始まった。巨大なビジョンにメンバーがそれぞれ映し出され、「Foxy Lady」へ。高橋、岡本、成田が順番にリードボーカルを取り、前田が体を揺らしながらキーボードをプレイ。ドラムのフィルからミディアムテンポの「ザ・ファイター」へと続き、高橋が「いくぞー! Hey Hey!」と煽るとペンライトを振って応える観客たち。序盤からバンドの音圧が広い会場を隅々まで支配した。
「OK、横浜! ようこそー! 今年最後のライブ、みんなで集まれるのはこれで最後だよ! 悔いなく盛り上がって行こうぜ! ニューアルバムの曲をお届けします! まずはこれから!」(高橋)。弾むリズムにわくわくさせられるポップス「Tangerine Kiss」(NOKKO & RSC) 。キャッチーなメロディをハーモニーで聴かせ、客席からの歌声や手拍子と合わさって賑やかで明るいムードに。男臭くもあり、かわいらしいメロディも似合うところは、大人の懐の深さだろうか。そんな印象をさらに感じたのが、続く「ポイントちょーだい」。ユニークな歌詞をキメもバッチリ、ハードエッジな演奏に乗せて会場を楽しませた。ブレイクしてメンバーたちが「ポイントちょーだい」と客席を煽ると、共感めいた合唱が沸き起こった。
続く「BACK IN THE CITY」では、岡本の表現力溢れる歌い出しから、成田、高橋が歌い継ぐ。間奏で成田〜前田〜岡本〜サポートキーボードのデビン木下〜寺岡〜高橋から、最後に青山がソロで爆発的なドラムプレイを見せ、会場は大喝采に包まれた。バンドの一体感は、続くパンキッシュなナンバー「Rolling Thunder Baby」でも存分に発揮され、メンバーがステージ前に出て煽ると熱狂的な盛り上がりに。勢いそのままに強烈なキックの連打が地を這う「Go To Hell」へ。ヘヴィメタルバンドを思わせるギターリフと豪快なリズムが、強烈な照明演出でさらに魅力を増していた。
ここで高橋に呼び込まれて、ゲストの綾小路翔がステージに登場。礼儀正しくステージと客席に一礼してメンバーと抱き合った。「はじめまして綾小路翔です! 俺、本当はみんなと一緒に客席でコブシを上げているはずだったのに、とんでもない奇跡が起きてステージにいます!」と興奮ぎみに語る。恐縮しまくりの綾小路について寺岡が、「今回、思いっきりベタなヤンキーソングにしようということで、翔君の作詞で、素晴らしい曲を僕たちと一緒にコラボしてくれました。翔君は(男闘呼組主演の映画)『ロックよ、静かに流れよ』が大好きなんだよね?」と紹介。綾小路は寺岡のことも中学の頃からの憧れだったと話し、「もう、全方位360度憧れで、生まれてから1番緊張してるかもしれません。“ミネさ”(映画『ロックよ、静かに流れよ』劇中で成田が演じている役名)がいる!と思って」とリスペクトを随所に表しつつ、いよいよ曲へ。「今世紀最高のラブソング!」と綾小路が紹介したのは、綾小路作詞・寺岡作曲による「愛死天流」。オーソドックスなロックンロールに乗せて綾小路が歌い出すと、岡本、成田へとマイクリレー。サビで大合唱となり、「愛してるぜ!」とハートマークを作る綾小路に客席から「キャー!」と歓声が湧き上がった。さらに「愛死天流(愛してる) 璐薫狼琉(ロックンロール)」のサビ部分では拳を突き上げながら会場中が一体となった。
続いて「アルバム『THE SHOW MAN』がレコード大賞の企画賞を頂きました! 奇跡のようなコラボアルバムができましたので、みなさんの愛聴盤になってくれたら」と作品への想いを寺岡が伝えると、アルバム収録の中でも異色のコラボ、俳優として活躍する段田安則との楽曲「B•A•N」を披露。緩やかに人生の終着点を思わせる歌詞を歌うと、岡本がストラトでいぶし銀のソロを聴かせてその情景を描く。
Rolling Stone Japan 編集部
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