Rockon Social Clubが横浜BUNTAIでツアー終幕、堺正章ら豪華ゲストと熱狂的大団円
曲が終わるとピアノが静かに流れ、舞台に登場したBARカウンターで岡本、高橋が「ウェルカム横浜!」と、乾杯して会話を始める。少しすると、「僕らが大好きな、野村義男先生!」とゲストを呼び込む。大声援に迎えられて、野村義男がステージに登場。野村からは、男闘呼組時代、合宿所にいるときにギターを教えてもらったそうで、今回のアルバム参加は久しぶりのセッションになったという。野村の「さっきから聴いてたけど、おまえら激しすぎ。もっと大人の曲できないの?楽器もあるし、やってみようか?」とのひと言から、セッションがスタート。野村、成田がギターでブルージーなフレーズを掛け合いどっぷりとブルースを弾きまくると、「バーボンロック」(アルバムでは⼤友康平 & RSCで収録)へ。ビジョンにはモノクロでステージのメンバーたちが映り、岡本、高橋が楽器を置いて味わい深いボーカルを披露。男闘呼組と、当時野村が所属していたThe Good-Bye、それぞれが活動した80年代頃の若さにはない、人生の酸いも甘いも嚙み分けた男たちのブルースが沁みる。野村、成田がソロを弾き、岡本と高橋はワンマイクで歌い、前田がシブい佇まいで鍵盤を鳴らす。野村がステージを降りると、後輩、⻲梨和也とのコラボ曲「⻲の恩返し」へ。しっとりと、前田が奏でる鍵盤と成田のアコースティックギター弾き語りを中心に始まり、メンバー全員で言葉を紡いで大きな拍手を集めた。
余韻に包まれる会場にパイプオルガンが流れ、「わはははは! 盛り上がっているのか!? ここからが悪魔の時間だ!」と青山が突如告げると、どこからか聞き覚えのある声が。デーモン閣下らしき声とステージ上の青山とのとりとめのないやり取りに客席は爆笑、さらに「3度の飯より!?」「ジュ・テーム!」とコール&レスポンスで盛り上げるとデーモン閣下がRSCの演奏に乗ってステージに降臨。「死ぬほどジュ・テーム」(デーモン閣下&RSC)が披露された。真っ赤に染まる客席に身を乗り出しながら、唯一無二のボーカルで惹きつける閣下。ステージを行き交いメンバーそれぞれと絡みながら大観衆を扇動する閣下に、成田と岡本もメタリックなユニゾンフレーズで追随する。楽曲の最後に、「ジュテーム」のフレーズとともに、脅威のハイトーンを叫んだ閣下に驚きの声が上がった。「吾輩はこんなにストレートに愛してる、と歌う曲は初めてだ」と言いつつ微笑みを見せる閣下の雄姿に誰もがひれ伏した。高橋に、「どうですか、横浜BUNTAIは?」と訊かれた閣下は、「すごい盛り上がりだね。これからもまだ出てくるぞ! さっき大先輩(堺正章)のところに挨拶行ったら、30分も話し込んでしまった(笑)」と、バックステージの模様を明かして場内は爆笑。
すると高橋が「ここで、我らの大師匠を紹介します! ミスター・エンターテイナー! ザ・ショーマン! 堺正章! マチャアキさん!」と、堺正章を呼び込んだ。「こんばんは! 1年前に初めてRSCと一緒にステージに立ちました! 1年間付き合ってると、素性がわかるものですが、みんな純粋に素敵な方なんですよ。だからみなさんに会うのが楽しみですごくうれしい」と胸の内を明かす。RSCメンバー1人ずつに声をかけ、寺岡の前に来ると「お名前なんとおっしゃいましたっけ?」とボケる堺。「去年と一緒!」と、1年前と同じボケを受けた寺岡は「井上順です」と粋な返しで対抗してみせた。「前回、メンバーにクリスマスプレゼントでスカーフをお贈りしたんですけど、そしたらみなさんすごく喜んでくれて。…それはうれしいんだけど、誰もしてねえじゃねえか!」とメンバーを見渡してご立腹の堺に会場は大爆笑。今日、楽屋に入ったところRSCから堺へのクリスマスプレゼントのお返しがあり、「なにかな~と思ったら、ハムの詰め合わせでした」とさらにエピソードを披露して笑わせるなど、気心の知れたやり取りで和ませる。「みなさん、このまま年を重ねてほしい。僕はこの人たちを守りたい。これからも頑張ってやってください! 今日はどうもありがとうございました!」と帰ろうとする堺に会場中が笑いに包まれた。
ダイナミックなサウンドが際立つ男闘呼組の「この夜にすべてを」でアンコールがスタート。ストイックな「TENSION」から「禁断のエロキューション」へと幅広さを見せて一体になる。黄色いライトがステージを飛び交うと、始まったのは「TIME ZONE」だ。客席からはペンライトが一斉にステージへと向けられて、大歓声が沸き起こった。曲はメドレー形式で男闘呼組のデビュー曲「DAYBREAK」へと続き、サビに差し掛かると、会場中が声を合わせて一体に。大ヒット曲の披露で熱くなった客席から、曲が終わると万雷の拍手が起こった。寺岡のMCでメンバーが紹介へ。「(デーモン閣下と)夢の共演ができて、幸せな1日でした」(青山)「またお茶の間で会いましょう!」(前田)「ありがとうございました! また会いましょう」(岡本)「今年最後のライブ、幸せです! 愛してるぜ横浜!」(高橋)「今日はこんな特別な日に駆けつけてくれてありがとうございます! こんな素敵な12月24日は初めて味わいました。これからもよろしくお願いします!」(成田)。そして、高橋が「我らのスーパープロデューサー」と寺岡を紹介。「先日、名古屋のライブのあとに食事をしながら話したんですけど、“全てのきっかけは名古屋にみんなで集まったところからなんです。それが2020年。それから5年経って、まだ一緒にバンドをやれて、こんな素晴らしいお客さんの前でライブをやっているなんて、本当に僕たちは幸せな人間だ”という話をしていました。まだまだこの景色を、みなさんと一緒にずっと見続けさせてください! 2026年もよろしくお願いします!」と、実感の籠ったコメントに拍手が送られた。最後は野村義男が再びステージに上がり、超絶技巧のタッピングを披露すると、アルバム『THE SHOW MAN』で共演した「Still Rockin'」へ。オープニングでも聴かせたど迫力のハードロックを、野村の参加でさらにカオティックに解き放って、興奮の坩堝と化して幕を下ろした。エンディングでは、綾小路翔、デーモン閣下、堺正章も含めて出演者勢揃いで手をつなぎラインナップ。観客に感謝を伝えると、「プンスカピン!」が流れる中、盛大な手拍子に送られて終演となった。尚、Rockon Social Clubはコラボレーションアルバム『THE SHOW MAN』で企画賞を受賞したTBS「第67回 輝く!日本レコード大賞」(12月30日放送)に出演し、堺正章と「プンスカピン!」、亀梨和也と「亀の恩返し」で共演する。また、大晦日の『第76回NHK紅白歌合戦』の<放送100年 紅白特別企画>に、堺正章とともに出演することも決定している。
〈KURE 5-56 Presents Rockon Social Club Tour 2025 FOREVER CALLING -Still Rockinʼ-〉Still Rockin' Foxy Ladyザ・ファイターTangerine Kiss ポイントちょーだいBACK IN THE CITYRolling Thunder BabyGo To Hell愛死天流(ゲスト:綾小路翔)B•A•N バーボンロック(ゲスト:野村義男)⻲の恩返し 死ぬほどジュ・テーム(ゲスト:デーモン閣下)傷だらけの王者I♡R&R堺正章メドレープンスカピン!この夜にすべてをTENSION禁断のエロキューションTIME ZONE ~ DAYBREAKStill Rockin'(ゲスト:野村義男)
Rolling Stone Japan 編集部
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