『ぼくほし』『宙わたる教室』など“宇宙”を題材にした作品なぜ増加? 秩序がもたらす癒やし
他にも、2020年のコロナ禍を舞台に天文部で活動する高校生たちの姿を描いた『この夏の星を見る』(KADOKAWA)は2023年に辻村深月が刊行した青春小説で、今年の夏に山元環監督の手で映画化。そして、9月8日からNHKの「よるドラ」枠で、元天文部の女性4人が、超小型人工衛星を作ることで宇宙を目指そうとする連続ドラマ『いつか、無重力の宙で』が放送される。 近年は、イーロン・マスク、ジェフ・ベゾスといった実業家が次のフロンティアとして宇宙開発に対し強い関心を向けている。2021年には実業家の前澤友作が民間人飛行士として宇宙に行ったことが話題になったが、かつてはSFの世界だった宇宙を舞台にしたビジネスは近い将来、夢ではなくなると言われている。 その意味で宇宙は世界のトレンドと言えるが、イーロン・マスクたち世界の実業家が見ている宇宙と、近年の日本で作られているフィクションに登場する宇宙とでは、見ているものが異なるように感じる。 たとえば『チ。』の主人公・ラファウは、地動説を研究したことで、異端者として弾圧されることになるのだが、彼が地動説に惹かれたのは、天動説で語られる天体の動きよりも「合理的で美しい」と思ったからだ。
『宙わたる教室』最終回後もじんわりと心に残る温かさ 科学部が“らしさ”全開で掴んだ世界あぁ、終わってしまった。物語の最後を見届けた後に、こんなにも喪失感に包まれたのはいつぶりだろうか。しかも、その喪失が心に寂しさだ…
『宙わたる教室』になぜ誰もが夢中になったのか 再び会いたい科学部のメンバーたち 『なんで私が神説教』『御上先生』『宙わたる教室』 新たな“令和”教師像の共通点とは? 魚豊が語る、創作の原点と『チ。』アニメ化への思い 「音楽で作品の成功率は90%上がる」 『ひとりでしにたい』に『ぼくほし』も 脚本家・大森美香が描く“1人と世界”の悲しみリアルサウンド厳選記事
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