. Rare の意味を考える【「まれな」or「生焼けの」】-外国語学習に疲れたら読むブログ
Rare の意味を考える【「まれな」or「生焼けの」】-外国語学習に疲れたら読むブログ
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英語"rare"の意味を考える【「まれな」or「生焼けの」】

from Old French rer, rere "sparse" (14c.) and directly from Latin rarus "thinly sown, having a loose texture; not thick; having intervals between, full of empty spaces" (antonym of densus).

対訳:古フランス語の rer 、 rere 「まばらな」( 14 世紀)経由および直接ラテン語の rarus 「薄く散りばめられた、目の粗い、厚くない、間隔のある、完全に空いた」から( densus 「濃い」の反意語)。

(出典: Online etymology dictionary )

2.「生焼けの」を意味する" rare" の語源

from Old English hrere "lightly cooked," probably related to hreran "to stir, move, shake, agitate," from Proto-Germanic *hrorjan ( 中略 ), from PIE root *kere- "to mix, confuse; cook"

対訳:古英語 hrere 「軽く調理された」から、(恐らく hreren 「かき回す、動かす、振る、かき混ぜる」と関連)、ゲルマン祖語 *hrorjan (中略)、印欧祖語の語根 *kere- 「混ぜる、混乱させる、調理する」に由来

(出典: Online etymology dictionary )

1番目と 2 番目を比較してみると、ルーツが異なることがわかります。

今回の" rare" はルーツが全く異なるものの、歴史の中で同じつづりに収束した結果、同綴異義語が生まれたと言えます。

「生の魚」は" rare fish" ではない ?

ところで、ゲルマン語がルーツである rare については「生焼けの」という意味であり、単に「生の」ではない点に要注意です。

ステーキの" rare" 「レア」は、言うまでもなく火を通しています。完全に「生」というわけではありませんね。

正解は、" raw fish" ですね(ちなみに刺身= "Sashimi" でも今では通じます)。

これを" rare fish" と表現すると、「レア(=希少な)魚」と受け取られてしまいかねませんので要注意です。

英語" raw" とは、料理(加熱など)をしていない状態のことであり、他に" raw egg" と言えば「生卵」の意味になります。" raw meat" なら「生肉」です。

また、加工・処理されていないという意味から" raw date" 「生データ」や" raw material" 「原材料」のように食材に限らず使用することができます。

最後に

いかがでしたでしょうか。今回は、" rare" という単語について調べてみました。

ゲームの「 SS レア」やステーキの焼き加減「レア」はどちらも英語" rare" に由来しますが、そのルーツはラテン語かゲルマン語かで全く別物でした。

また、" rare" はあくまで「生焼け」の状態であり完全な「生の」状態は" raw" を用いるというわけですね。

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