Pioneer F-120
音質向上のため、パーツを厳選して採用しています。 まず、D.D.デコーダーのパルス変換以降出力部までは完全LCフィルターレスとし、LCフィルターそのものに起因した歪をなくしています。 また、最終段のローパスフィルター部には、これまでのコイル使用のパッシブフィルターに変え急峻な特性を持つアクティブフィルターを使用し、コイルなどによる音質劣化を防いでいます。さらに、高周波部に低歪の半導体コンデンサーを開発・採用したほか、銅箔スチロールコンデンサーや、整流特性の良いファーストリカバリーダイオードを採用しています。また、配線材には無酸素銅線を使用しています。
フロントエンド部には、RF相互変調特性の向上を図りリニアフロントエンドを採用しています。これは同調素子にツインバリキャップを採用したほか、独自のバランスホールドコンデンサー方式により、高い受信性能を実現しています。また、RF増幅素子には素子としての特性を高めたID MOS FETを採用するなど、徹底してRF相互変調特性の向上に力を注いでいます。さらに、新開発のFETバランスドミキサーを搭載し高安定度を実現したほか、イメージ妨害などの妨害排除能力も高めています。そして、アンテナ側の周波数とローカル側の発振周波数との間にズレが生じ、歪となって音質を劣化させている事にも着目し、両周波数間を常にリニアな関係に保ち歪の発生を抑えるために新開発のトラッキングオシレーター回路を搭載しています。
機種の定格 Wide mono:0.0095%(100Hz)、0.0095%(1kHz)、0.01%(10kHz) stereo:0.015%(100Hz)、0.015%(1kHz)、0.05%(10kHz) Narrow mono:0.09%(1kHz) stereo:0.5%(1kHz)