PetaPixelの2025年ベスト&ワーストカメラ。
PetaPixelのChris Niccolls氏と Jordan Drake氏がホリデー恒例企画として、飲みゲームをしながら2025年のベスト&ワーストを発表。
要約
今年もこの季節、PetaPixelのChris NiccollsとJordan Drakeが“飲みゲーム”とともに年間ベスト/ワースト機材を選出。総合は「EOS R6 Mark III」が栄冠、「α7 V」が僅差で続き、「Z5 II」も健闘。動画は「S1 II」が頂点、残念賞には「X-Half」や「FX2」などが並んだ。
- PetaPixelのChris Niccolls氏と Jordan Drake氏がホリデー恒例企画として、飲みゲームをしながら今年のベスト&ワースト写真/動画機材を選出。
ベストビデオカメラ
順位/評価 メーカー名 製品名 コメント 第1位 パナソニック S1 II S1ラインに大きなアップグレードをもたらしたカメラ。部分的に積層型センサーを搭載し、美しいオーバーサンプリングされたスローモーション録画モードを備える。オートフォーカスが劇的に改善され、プロが要求するすべてのアシストツールを備えた非常に頑丈なワークホースである。 第2位 DJI Mavic 4 Pro 誰でも簡単に飛ばせるドローンで、非常に長い航続距離と美しいカメラを備えている。新しいジンバルの動作範囲が非常に広く、ダイナミックな動きでも被写体をフレームに収めることができる。 第3位 キヤノン EOS R6 Mark III EVFやIBISなどの機能を提供している。オーバーヒートの懸念は、オーバーサンプリングされた4K 60pやオープンゲートでの撮影時など、一部のモードで強くプッシュした場合にのみ発生する。ベストレンズ
順位/評価 メーカー名 製品名 コメント 第1位 シグマ 300-600mm F4 DG OS | Sports 6,500ドル強というバーゲン価格で提供され、単焦点の600mm F4レンズ(1万ドル以上)と同等の光量を取り込み、ズーム全域でシャープであるため、価格に見合った非常に大きな価値があると評価された。 第2位 ニコン NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S II オートフォーカスモーターは、これまでのニコンズームで見た中で最も速いと評価されている。内部ズームであり、現在市場で最高の標準ズームである可能性が高い。 第3位 パナソニック LUMIX S 24-60mm F2.8 F2.8でシャープであり、レンジ全体で優れた画質を持つ。価格が1,000ドル以下と手頃であり、予想外に良い反応を得たレンズである。ワーストカメラ(総合)
順位/評価 メーカー名 製品名 コメント 最悪 富士フイルム X-Half 大きなリスクを冒したが報われなかったカメラ。野心的なプロジェクトであり、素晴らしいスタイリングを披露している。フィルムストックを選び、特定の露出回数しか撮影できないというアイデアはクールだが、小さなタイプ1センサーに遅いレンズを組み合わせたことが根本的な欠陥であり、スマホのような速いレンズや画像スタッキング機能がないため、スマートフォンよりも写真の画質が悪いとされている。撮影する全体的な体験は、最初は斬新だが、ほんの少しの時間で魅力が薄れ、カメラがすぐに中古市場に出回るようになるような気がする。 次点1 ライカ SL3-S 発売が数年遅れており、パナソニック 「S5 II」など、より安価で優れた機能を備えたカメラが存在するため、購入する理由が見当たらない。 次点2 シグマ BF 素晴らしいスタイルとセクシーさを備えているものの、中身が薄いため、次点となりました。インターフェースは操作方法を特定の方法に限定し、EVFがないのも制限があり、非着脱式メモリに依存している点も気に入らない。メカニカルシャッターがないため、人工照明下では使用可能な写真が撮れるかどうかが運任せになってしまう。ワーストビデオカメラ
順位/評価 メーカー名 製品名 コメント 最悪 ソニー FX2 開発サイクルを考慮すると、その存在意義が疑問視される製品。「ソニー α7IV」の古いパーツを使って作られた専用ビデオカメラであり、ビデオ用としてあまり良くない古いセンサーを搭載している。その数ヶ月後に、「α7V」が発売され、はるかに優れたセンサーを持ち、4K 120pを撮影可能。「FX2」の利点としてファンが挙げられるが、テストでは「α7V」も最も要求の厳しい録画モードでオーバーヒートしなかったため、「FX2」が存在する理由が薄れている。「FX2」を購入しようと考えている人には、代わりに「α7V」を購入することが強く推奨されている。ワーストレンズ
順位/評価 メーカー名 製品名 コメント 最悪 キヤノン RF75-300mm F4-5.6 1999年の最悪のレンズと評されたものが、マウントだけ変えて再リリースされた。非常に平凡なレンズであり、その再登場は奇妙。 最も失望 LAOWA 200mm F2 AF FF プロ向けのスポーツレンズとして期待されたが、開放でのシャープネスが不十分であり、オートフォーカスのヒット率が非常に悪く、スポーツ写真にはあまり適していなかった。ベストビデオカメラは、部分積層型センサーを搭載した「LUMIX S1II」が選出されていますね。 加えて、ベストカメラ側にも選ばれた「EOS R6 Mark III」もランクインしています。7Kオープンゲート記録や7K60p RAWカメラ内記録、フルサイズHDMI搭載など、かなり動画性能に力を入れたカメラですし、こちらも順当な結果と言えそうです。 なお、REDの技術を盛り込んだニコン初のシネマカメラ「ZR」も、価格やコスパのバランスを考えると、ベストに入っていてもおかしくなかったかなと感じました。
ベストレンズでは、シグマの「Sigma 200mm F2 DG OS | Sports」が選出されています。 描写性能とボケ味、さらに強力な手ブレ補正と高速AFが高く評価されており、一眼レフ用レンズとの比較となりますがキヤノンやニコンの200mm F2と比べると圧倒的に手の届きやすい価格ですからね。 「NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S II」は、小型軽量化&インナーズーム化した点は非常に魅力的で、重さ675gというのは本当にすごいと思いますが、「ベスト」と言われると少しパンチが足りない印象もあります。ただ、その質実剛健さこそが評価ポイントなのかもしれません。 さらに、パナソニックの小型軽量でコスパの良い「LUMIX S 24-60mm F2.8」も選ばれています。望遠端は60mm止まりですが、F2.8通しとしてかなりコスパが高い一本ですよね。個人的には、F1.2で約6.6万円という“撒き餌レンズ”的な「RF45mm F1.2 STM」もベスト候補としてアリかなと思いました。
ワーストカメラでは、ハーフサイズフォーマットのフィルムカメラに着想を得たコンパクトデジタルカメラ「X Half」が選ばれていますね。 コンセプトは非常に面白く、デザインも個人的にはかなり好みですが、RAW撮影ができない点はやはり気になっていました。また、あらかじめ設定した枚数を撮りきるまで画像を確認できない「フィルムカメラモード」も、最初は楽しいものの、そのうち飽きてしまいそうな印象があります。 シグマのフルサイズミラーレス「Sigma BF」は、アルミ削り出しボディに、あらゆる要素をシンプルに削ぎ落としたかなり尖ったカメラですが、個人的にはそこまで強く惹かれるものではなかったんですよね。 ワーストビデオカメラは、「α7C II」ベースでチルト式EVFを搭載したシネマライン「FX2」が選出されています。ワースト側は、コンセプトが尖り過ぎているタイプのカメラが多い印象です。なお、「PowerShot V1」も素性は良いのに、方向性が少しもったいないカメラだったなという印象があります。
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