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大石結花氏の動画制作インタビュー。ストレスなしでやり取りできる共同編集の最適解とは?

Apple関係は人気コンテンツですね。Appleさんとはよく一緒に仕事しており、Apple Eventにも呼んで頂いたりしてます。 昨年12月、Apple CEOのティム・クックさんが約3年ぶりに訪日しましたが、その時に一緒にiPhone 14 Proを使って東京・丸の内の動画や写真を撮るフォトウォークに参加しました。イルミネーションの中を、レンズを使い分けたり、シネマティックモードを使う時に意識してることなど、いろいろお話をしまして、ティムさんも楽しんで頂けたようで良かったです。

メインカメラは、ソニーのFX30です。それをATEM Mini Pro ISOに繋いで、2台のカメラの時は2ライン繋いで収録しています。基本的には1カメで正面から喋るコンテンツがほとんどで、ATEMにSamsung Portable SSD T3を繋いで記録しています。 マイクはRODEのWireless GOを2個持っていて、その音声をATEMで収録しています。あとはライティングは、Aputureの120D Mark IIをメインのセットアップとしています。ラジオDJ風の演出にしたい時はAston Originのマイクを画面に入れて、音声は別録をしたりしています。

ブルックリンの収録スタジオの様子。カメラはソニーのFX30

野外はほとんどiPhoneで撮っています。iPhoneは毎年新機種が登場し、ここ数年はミラーレスカメラを持ち歩く必要がなくなるほど性能は向上しています。iPhoneで外撮影する時は、Momentというスマートフォン用カメラブランドのマグネットで着脱できるMagSafe対応アダプタとマンフロットのミニ三脚を組み合わせて、自撮りをしたり三脚を使ってVlogを撮ることが多いですね。 外の音声収録も、外部マイクは使っていません。iPhone本体のみです。風切り音はDaVinci Resolveで後から直すことはありますが、身軽さが勝って外だとiPhoneが大活躍しています。

MagSafe用Moment三脚マウント。マンフロットのミニ三脚を組み合わせた状態

チームの共同編集はBlackmagic Cloudで実現

iMovieからFinal Cut Proに移行し、その後Premiere Pro、DaVinci Resolveの順番で乗り換えてきました。DaVinci Resolveへの移行はクラウド対応がきっかけでした。 Premiere Pro時代の共同編集は、Dropboxにすべて素材を上げて、私か編集スタッフのSahiroさんがPremiereのプロジェクトを作ってすべてフッテージを繋ぎ込んでカットや編集を行い、そのプロジェクトファイルをDropboxに上げて共有していました。 しかし編集したものを受け取って開くまでに何ステップも必要でした。そして修正や追加のお願いが発生した際に、やっと開けたとしてもやり取りが面倒となり、「自分で作業したほうが早い」と思うことが悩みでした。 Blackmagic Cloudにしてからは、無駄なやり取りが全くなくなりチームでの編集効率が上がりました。Sahiroさんが作業したものをタイムラインロック操作でロックすると、私はすぐ開けます。「ここをもう少し直してほしい」とSahiroさんに伝えると、Sahiroさんはすぐに作業ができます。フィードバックがすぐにできて、コミュニケーションコストを一気に下げることができた感じがしました。

時間的には恐らくそんなに大きく変わることはないと思います。ただ、ファイルのやり取りのストレスから開放されるので、気持ちは全然違います。 以前の共同作業のやり取りは面倒で、できるだけ最短のやり取りで終わらせたいという気持ちがあって、直したくても直さないでアップすることがありました。Blackmagic Cloud導入後は「自分ですべて編集した方が早い」という気持ちがなくなり、チームのやり取りの回数も増えています。時短よりもクオリティの向上を実現できるようになりました。 例えば、2022年6月のApple Eventでは、2日間で5本のコンテンツを公開できました。この本数を実現できたのはSahiroさんの存在と編集をクラウド化したからであり、恐らく従来のワークフローでは、5本一気に作ることは不可能でした。 その時は、私が撮影した動画をDropboxに上げて、撮影してる間にSahiroさんがプロジェクトを作ってカットを開始し、私が撮影が終わったら動画を再びアップして、アップしてる間にSahiroさんの作ったタイムラインをリアルタイムで確認しました。スピードとクオリティの面で、従来ではできなかったレベルを実現できることをすごく感じました。 編集のクラウド化により、私達のような小規模チームでも大きな成果を上げれる時代が来たと感じています。

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