. Nikon COOLPIX Aの徹底レビュー 高級コンパクト /monoxデジカメ比較レビュー
Nikon COOLPIX Aの徹底レビュー 高級コンパクト /monoxデジカメ比較レビュー
Nikon COOLPIX Aの徹底レビュー 高級コンパクト /monoxデジカメ比較レビュー

ニコン COOLPIX A~ニコン初の本格高級コンパクト

もともとニコンは、描写性能を重視したコンパクトカメラにも力を入れてきたメーカーでした。「高級コンパクト」という呼び方が生まれるかなり前に登場したCOOLPIX5000(有効5メガ画素2/3型CCDに28-85mm相当F2.8-4.8ズーム:2002年12月発売開始)が最初で、後継機となるCOOLPIX5400(有効5.1メガ画素1/1.8型CCDに28-116mm相当F2.8-4.6ズーム:2003年6月発売開始)を経てCOOLPIX8400(有効8メガ画素2/3型CCDに24-85mm相当F2.6-4.9ズーム:2004年10月発売開始)が一つの完成形だったように思います。

左からCOOLPIX5000、COOLPIX5400、COOLPIX8400。

その後、COOLPIX P5000(有効10メガ画素1/1.8型CCDに36-126mm相当F2.7-5.3ズーム:2007年3月発売開始)やCOOLPIX P5400(有効12メガ画素1/1.72型CCDに35-123mm相当F2.7-5.3ズーム:2007年9月発売開始)、COOLPIX P6000(有効13.5メガ画素1/1.7型CCDに28-112mm相当F2.7-5.9ズーム:2008年9月発売開始)を経て、COOLPIX P7000(有効10.1メガ画素1/1.7型CCDに28-200mm相当F2.8-5.6ズーム:2010年9月発売開始)やCOOLPIX P300(有効12.2メガ画素1/2.3型CMOSに24-100mm相当F1.8-4.9ズーム:2011年3月発売開始)と、現在のラインアップへと繋がってきます。

左からCOOLPIX P5000、COOLPIX P5100、COOLPIX P6000。 左からCOOLPIX P7000、COOLPIX P300。

こうして振り返ってみると、今までのニコン高級コンパクトは、どちらかといえばコンパクト性が重視されており、「描写性能第一」というカメラではありません。今回登場したCOOLPIX Aは、デジタル一眼レフと同じAPS-C型イメージセンサーに、28mm相当F2.8の単焦点レンズを搭載していることからも明らかなように、まさに描写性能を最優先に設計されたカメラです。その意味では、「ニコン初の本格高級コンパクトカメラ」といえます。

ニコン COOLPIX Aの特徴は? それでは、ニコンCOOLPIXの新シリーズとなるCOOLPIX Aの特徴を、具体的に見ていきたいと思います。 デジタル一眼レフと同等な描写力

まず第一に注目すべきは、コンパクトカメラとしては群を抜いて高い描写性能です。COOLPIX Aは、一般的なデジタル一眼レフと同じAPS-Cサイズのイメージセンサーを搭載していますが、このクラスのセンサーを搭載しているコンパクトカメラは極めて限られています。現行機種では、フルサイズのソニーDSC-RX1は別格として、COOLPIX Aの他には富士フイルムX100SとシグマDP Merrillシリーズのみとなります。いずれの機種も単焦点レンズを搭載していることからも明らかなように、単に描写力に優れたイメージセンサーを採用しただけでなく、レンズを含めたトータルな描写性能が追及されています。

  • 有効1616万画素APS-C型CMOSセンサーを搭載。
  • 画素数はD7000やD5100と同じですが、ローパスフィルターレスです。
  • レンズは18.5mmF2.8(35mm換算28mm相当)で、7枚羽根虹彩絞り。
  • 画像処理エンジンにはEXPEED2を採用。D7000やD5100と同じです。
デジタル一眼レフと似た操作体系

また、撮影メニューやセットアップメニューの構成もデジタル一眼レフを踏襲しているとともに、iボタンを押して表示される情報表示画面も、軍艦部にある液晶パネルを模しています。COOLPIX Aには電子ビューファインダーは装着できませんが、オプションでアクセサリーシューにつける光学ファインダー DF-CP1も用意されていますので、組み合わせて速写スタイルをとることも可能です。

コンパクトなボディサイズ

3番目の特徴は、APS-Cサイズという大型センサーを搭載しているにもかかわらず、比較的コンパクトで軽量なボディサイズであるという点です。ほぼ同じサイズのセンサーを搭載している富士フイルムX100Sは 126.5x74.4x53.9 mm、シグマDP1 Merrillは126.5x74.4x53.9 mmであるのに対し、COOLPIX Aは111x64.3x40.3 mmと、一回り小型です。これは、ファインダーを内蔵していないことや沈胴式のレンズであることがプラスに働いていますが、気軽に持ち歩くコンパクトカメラとして、大きなメリットだと思います。 なお、ボディの重さは、X100Sは445g、DP1 Merrillは 360gに対し、COOLPIX Aは299gと、やはり小さくない差があります。

同じサイズのセンサーを搭載した機種と比べると一回り小さい。 コンパクトなデジタル一眼レフと比較しても、さらに違いは大きい。 COOLPIX Aが想定しているユーザー層

2.ニコン COOLPIX Aを開封し外観をチェック

COOLPIX Aを開封する

ニコンの本格高級コンパクト、COOLPIX Aが予定通り3月21日に発売開始となりました。今までに登場したニコン・コンパクトカメラのイメージセンサーは最大でも2/3型でしたので、APS-Cサイズを搭載するCOOLPIX Aはニコンにとって新しいページを拓く機種と言えます。

COOLPIX Aのパッケージ。縦長のデザインに半艶のブラックカラーです。確認できませんでしたが、シルバーモデルは箱のカラーが異なっているのかもしれません。

外箱を開けると、使用説明書等が入った黒い内箱が目に入ります。この中には、使用説明書以外にもソフトウェアCD-ROM等が入っています。保証書は国内でのみ有効のものが付属していました。

黒箱の下には、カメラ本体や付属品が格納されています。上段の白い梱包がカメラ本体で、手前側の箱に付属品関係が入れられていました。

パッケージに入っている付属品です。左上から、使用説明書、ViewNX 2 CD-ROM、バッテリーチャージャーMH-27、バッテリーEN-EL20、ストラップ、USBケーブルUC-E16。

ボディ本体のみの重さは256gでした。なお、メーカーからはボディ本体のみの重量は公表されていません。

バッテリーとメモリーカードを挿入した状態では、298gでした。メーカー公表値は299gですので、わずかに軽い結果となりました。

ニコン COOLPIX Aの本体をチェック

ボディ全面。ボディサイズは一回り大きくなっていますが、COOLPIX P300シリーズを踏襲するデザインです。ボディ前後はアルミニウム合金、上カバーはマグネシウム合金で、表面塗装も指紋が付きにくいものが施されています。このクラスの高級コンパクトとしては軽い方ですが、ボディサイズがコンパクトな分、手に持つとずっしりとした重量感があります。

液晶モニター側。液晶パネルの左側にあるボタンなど、基本的なインターフェースはデジタル一眼レフと共通です。

ボディ上面。大型の撮影モードダイヤルとコマンドダイヤルが印象的です。アクセサリーシューはレンズ光軸上に設けられており、デジタル一眼レフ用のスピードライトも使用可能です。 レンズの根元にあるリングは、フォーカスリングです。マニュアルフォーカスモードのときに機能します。

ボディ底面。本体は日本製です。三脚用の穴はボディ中央に置かれているため、レンズ光軸からはシフトしています。右端に見える5つの穴はスピーカーです。

ボディ左側面。外部接続端子とフォーカスモードセレクターが置かれています。ストラップ取り付け部は三角環方式です。

ボディ右側面。外部接続端子のうち、HDMIミニ端子はこちら側に置かれています。下部にある四角い部品は、ACアダプターEH-5b用のパワーコネクターEP-5Cのケーブルを外に出すための切り欠きです。

ボディ右肩にあるNikonのロゴ。マグネシウム合金でできた上カバーに刻印され、インクが流された丁寧なつくりです。ロゴの右にある穴はステレオマイク(R側)です。

向かって右下にはDXのロゴがつけられています。もちろん、DXフォーマット(APS-Cサイズ)のイメージセンサーを搭載していることを示すものです。

レンズ右上にある丸印はリモコン受光部です。別売りとなるML-L3でリモコン操作が可能です。なお、COOLPIX AはワイヤレスリモートコントローラーWR-R10にも対応しています。

レンズ左下に見えるのがFn1(ファンクションボタン)です。セットアップメニューで機能を設定できます。ボタン単独での機能となるセルフタイマー設定やAEロック、コマンドダイヤルと組み合わせてのフラッシュモード設定やレリーズモード設定などに割り当て可能です。

COOLPIX P300シリーズの特徴であるグリップ部。COOLPIX Aでは大型化されており、ホールディング感の向上に役立っています。

軍艦部右側のメインコントロール部。シャッターボタンの同軸にある電源スイッチはオルタネイト型のため、電源OFF状態で回転させるとONになり、レバーはもとに戻ります。再生ボタンを長押しすると、レンズが伸長せずに電源ONにできます。 ボディには「MADE IN JAPAN」と明記されています。

液晶モニターの右側にはロータリーマルチセレクターなどが置かれています。デジタル一眼レフに搭載されているマルチセレクターの機能に加えて、回転させることも可能です。ニコン1シリーズやCOOLPIXの中・上級クラスの機種にも搭載されています。 その左下にある「i」ボタンを押すと、インフォ設定画面が表示されます。カメラの設定内容が表示されるとともに、変更も可能です。 COOLPIX Aには専用の動画撮影ボタンは用意されていないため、動画を撮影するには、インフォ設定画面を表示させてレリーズモードを動画撮影に切り替える必要があります。

インフォ設定画面。現在は画質モードが選択されています。OKボタンを押すと、その項目の設定画面が表示されます。

軍艦部左肩には内蔵フラッシュとポップアップレバーが置かれています。ポップアップレバーは機械式のため、電源が入っていなくても稼働します。 アクセサリーシューはデジタル一眼レフと同じ端子のため、SB-910やSB-700、SB-400等のスピードライトが使用できます。 COOLPIX Aという機種名と、NIKON OPTICAL DESIGNの文字は印字ですが、レンズ設計への自信を示しているように思います。

液晶モニターの左側にもボタンが置かれています。このあたりのインターフェースもデジタル一眼レフを踏襲しています。上から2番目のISOボタンは、ファンクションボタンとして他の機能を割り振ることもできます。初期設定であるISO感度設定をはじめ、ホワイトバランスや画質モード等の設定が可能です。

ボディ左側には、アクセサリーターミナルとUSB端子が内蔵されています。アクセサリーターミナルには、ワイヤレスモバイルアダプターWU-1aやGPSユニットGP-1A、ワイヤレスリモートコントローラーWR-R10等を接続できます。USB端子はパソコンやプリンターとの接続に使用します。

ボディ左側面にあるフォーカスモードセレクター。マクロモードにすると、レンズ先端から10cmまで寄ることができます。

ボディ右側面には、HDMIミニ端子(TYPE C)が置かれています。

バッテリー室カバーを開いた状態。メモリーカードの挿入方向が貼付されています。

バッテリー室の前側の壁には、バッテリーの挿入方向が貼付されています。

バッテリーパックとメモリーカードを挿入しつつある状態。メモリーカードはラベル面が液晶モニター側を向きます。これはニコン共通の方式です。

電源を入れてレンズを伸長させた状態。レンズカバーは自動的に開きます。

電源を切った状態ではレンズは沈胴しています。レンズリングを取り外すと、アダプターリングUR-U24を装着でき、46mm径のフィルターまたはレンズフードHN-CP18が使用できるようになります。

電源を入れると、自動的にレンズが伸長します。35mm換算28mm相当の画角のため、レンズ長はそれほど長くはなりません。

内蔵ストロボをポップアップさせた状態。あまり高くはポップアップしませんが、十分な高さであると思います。0.5m~11.5mまでが有効となります。

液晶モニターの表示画面。イメージセンサーのアスペクト比は3:2のため、最大サイズの画像を表示させると、下側が情報表示欄となります。

格子枠を表示させた状態。画面の表示項目を細かく選択することはできません。

電子水準器を表示させた状態。格子枠と同時に表示させることはできません。

レンズの周りにはレンズリングがはめられています。オプションのアダプターリング UR-E24を装着するには、レンズリングを外す必要があります。写真はレンズリングを外した状態です。

取り外したレンズリング。金属製です。

COOLPIX A(左側)と同時に発売開始となったCOOLPIX P330(右側)。サイズは一回り異なりますが、どちらも各々のクラスの中ではコンパクトな方です。

COOLPIX A(左側)とCOOLPIX P330(右側)。ロータリーマルチセレクター周辺は似ていますが、COOLPIX Aではボタン類がかなり多く設けられています。他方で、動画撮影用ボタンが省略されているのは少々残念です。

COOLPIX A(左側)とCOOLPIX P330(右側)。液晶モニターはどちらも3型92万ドットのパネルで、アスペクト比は4:3のものです。COOLPIX P330はイメージセンサーのアスペクト比も4:3のため、画像自体はより大きく表示されます。

COOLPIX A(左側)とCOOLPIX P330(右側)。COOLPIX P330では、シャッターボタンの同軸にズームレバーが置かれているため、別に独立した電源ボタンがあります。

COOLPIX A(左側)とCOOLPIX P330(右側)。ボディ部分の厚さもそれなりに差があります。COOLPIX P330のストラップ取り付けは片吊り方式です。

COOLPIX A(左側)とCOOLPIX P330(右側)。電源を入れてレンズを伸長させた状態。どちらも28mm相当の画角にしてあります。

COOLPIX A(左側)とCOOLPIX P330(右側)。内蔵ストロボをポップアップさせた状態。ポップアップ方式は異なります。

COOLPIX A(左側)とCOOLPIX P330(右側)。28mm相当の画角にすると、レンズを含めた厚さはほぼ同等になります。COOLPIX P330の右上に見える突起は、ストラップ取り付け部です。

COOLPIX A(左側)とNikon 1 J1(右側)。わずかにJ1の方がコンパクトですが、ほぼ同等のサイズです。J1に装着しているのは、10mmF2.8で、35mm換算では27mmの画角となります。

COOLPIX A(左側)とNikon 1 J1(右側)。J1では撮影モードダイヤルが液晶モニター側に置かれています。

COOLPIX A(左側)とNikon 1 J1(右側)。液晶パネルはどちらも3型ですが、アスペクト比は異なります。ドット数も、J1は46万ドットです。

COOLPIX A(左側)とNikon 1 J1(右側)。ボディ部分の厚さも同等です。J1に装着しているレンズは沈胴タイプではありませんので、撮影状態ではほぼ同じサイズになります。逆に言えば、COOLPIX Aのボディサイズでレンズ交換式カメラを作ることも可能かもしれません。

バッテリー関係をチェック

付属するバッテリーチャージャー MH-27。J1/J2/J3と同じものです。バッテリーEN-EL20の充電には、最大で2時間かかります。

コンセント接続部は回転可能なため、可搬性に優れています。

リチウムイオンバッテリーEN-EL20。容量は7.2V 1020mAhです。静止画で230コマ、動画で1時間10分の撮影が可能。

バッテリーEN-EL20には、偽造防止用のホログラムが貼付されています。中国製。

COOLPIX Aの付属品をチェック

付属するUSBケーブル UC-E16。パソコンやプリンターとの接続に使用します。

付属するストラップ。合皮製で高級感があるとまでは言えませんが、しっかりとした作りです。

3.ニコン COOLPIX Aの描写性能はどうか?

描写力チェック1:高感度性能

サンプル画像。左下の赤枠の部分を切り出してある。 画像をクリックすると、元画像の全体が開きます。

描写力チェック2:歪曲収差

18.5mmF2.8 (35mm換算28mm相当)

18.5mmF4.0 (35mm換算28mm相当)

18.5mmF5.6 (35mm換算28mm相当)

18.5mmF8.0 (35mm換算28mm相当)

描写力チェック3:解像力

ISO12233準拠チャート。中央と左上の赤枠の部分を切り出 してある。画像をクリックすると、元画像の全体が開きます。

18.5mm F2.8 (35mm換算28mm相当)

18.5mm F4.0 (35mm換算28mm相当)

18.5mm F5.6 (35mm換算28mm相当)

18.5mm F8.0 (35mm換算28mm相当)

機能チェック(おまけ):連続撮影枚数
  • 連写速度:4コマ/秒(連続撮影時)
  • 連続撮影枚数:26コマ(JPEG、サイズL、NORMAL)
  • 連続撮影枚数:9コマ(RAW+JPEG、サイズL、FINE)
  • 11コマまでを約3秒で連写。
  • その後は、ほぼ1秒弱に1枚のペースで撮影。

4.結局、ニコン COOLPIX Aは「買い」か?

  • デジタル一眼レフと同じ描写性能。
  • センサーサイズに対し、小型軽量なボディ。
  • 描写性能の高いレンズを搭載。
  • ISO25600まで設定可能な高感度性能 (ISO3200までは常用可能) 。
  • 物理ダイヤルが多く直観的な操作が可能。
  • コンパクトカメラとして十分な連写性能(4コマ/秒)と連続撮影枚数(RAW+JPEGで9コマ:実測で11コマ)。
  • バッファー解放時間が短く、RAW+JPEGでも秒1コマの連続撮影が可能。
  • フルHD(30fps)に対応した動画性能。
  • 操作する楽しみを味わえるボディと豊富なアクセサリー群。
  • ブラックだけでなくシルバーモデルも用意。
  • 動画専用ボタンがない。
  • 近接撮影時にオートフォーカスが迷うことが比較的多かった。
  • 十分ではあるが3型92万ドットにとどまる固定式液晶モニター。
  • D7100やD5200ではなく、D7000やD5100と同等のイメージセンサーと画像処理エンジン。
  • 手ぶれ補正機能は搭載しない。(28mm相当の画角のため?)
  • 電子ビューファインダーには非対応。

付録1.製品仕様からみた COOLPIX Aの特長

カメラ有効画素数 1616万画素 ※DSC-RX1は2430万画素 撮像素子 23.6×15.6mmサイズCMOSセンサー、ニコンDXフォーマット 総画素数1693万画素 ※DSC-RX1は35mmフルサイズ レンズ 18.5mm(35mm判換算28mm相当の撮影画角) 開放f値:f/2.8 レンズ構成:5群7枚 ※DSC-RX1は35mmF2.0 オートフォーカス コントラスト検出方式 撮影距離 先端レンズ面中央から約50cm ~ ∞ マクロAF時は先端レンズ面中央から約10cm ~ ∞ ※DSC-RX1は通常時30cm~、マクロ時20cm~35cm AFエリア 顔認識、ワイドエリア、ノーマルエリア、ターゲット追尾 顔認識AF:最大35人 液晶モニター 広視野角3型TFT液晶モニター、反射防止コート付き、約92万ドット、輝度調節機能付き 視野率:上下左右とも約100%(対実画面) ※DSC-RX1は3型123万ドット 記録形式 SD/SDHC/SDXCメモリーカード 静止画:JPEG、RAW(NEF、ニコン独自フォーマット) 動画:MOV(映像:H.264/MPEG-4 AVC、音声:リニアPCMステレオ) 記録画素数 サイズL[4928×3264](初期設定) サイズM[3696×2448] サイズS[2464×1632] FINE(約1/4圧縮)、NORMAL(約1/8圧縮)またはBASIC(約1/16圧縮) ※※DSC-RX1は最大24M[6000×4000] 撮影モード オート撮影モード、シーンモード(ポートレート/風景/こどもスナップ/スポーツ/クローズアップ/夜景ポートレート/夜景/パーティー/海・雪/夕焼け/トワイライト/ペット/キャンドルライト/桜/紅葉/料理/シルエット/ハイキー/ローキー)、P、S、A、M、ユーザーセッティングモード 連写機能 1コマ撮影、連続撮影[約4コマ/秒で約26コマ(サイズL:NORMAL時)、約9コマ(サイズL:RAW+FINE時)] ※DSC-RX1は連写最大約5コマ/秒、RAW+JPEGで11コマ(実測) 動画 1920×1080:30p(29.97fps)/25p(25fps)/24p(23.976fps) 1280×720:30p(29.97fps)/25p(25fps)/24p(23.976fps) 画質を高画質または標準に設定可能 ※DSC-RX1は1920x1080 60p ISO感度 ISO 100 ~ 3200、ISO 6400、Hi 0.3(ISO 8000相当)、Hi 0.7(ISO 10000相当)、Hi 1(ISO 12800相当)、Hi 2(ISO 25600相当) ※※DSC-RX1はISO100~25600 測光方式 マルチパターン測光、中央部重点測光、スポット測光 露出制御 プログラムオート(プログラムシフト可能)、シャッター優先オート、絞り優先オート、マニュアル露出、AE ブラケティング可能、露出補正(静止画は±5段、動画は±2段の範囲で1/3段刻み)可能 シャッター メカニカルシャッターとCMOS電子シャッターの併用 1/2000 ~ 30秒、Bulb(撮影モードM時)、Time(撮影モードM時[別売のリモコンML-L3を使用]) 絞り 電磁駆動による7枚羽根虹彩絞り 内蔵フラッシュ 約0.5 ~ 11.5m(オート撮影モード時) モニター発光によるTTL自動調光、マニュアル発光可能 ホットシュー(ISO 518)装備:シンクロ接点、通信接点、セーフティーロック機構(ロック穴)付き インターフェース Hi-Speed USB PictBridge対応 HDMI出力:オート、480p、576p、720p、1080iから選択可能 電源 Li-ionリチャージャブルバッテリー EN-EL20(リチウムイオン充電池) ACアダプター EH-5b(パワーコネクター EP-5Cを組み合わせて使用)(いずれも別売) 充電時間 約4時間(本体充電ACアダプター EH-69P使用時、残量のない状態からの充電時間) 撮影可能コマ数 約230コマ(EN-EL20使用時) ※DSC-RX1は270コマ 動画撮影可能時間 約1時間10分(EN-EL20使用時) ※DSC-RX1は60分 寸法(幅×高さ×奥行き) 約111.0×64.3×40.3mm(突起部除く) ※DSC-RX1は113.3 x 65.4 x 69.6mm 質量 約299 g(バッテリー、SDメモリーカードを含む) ※DSC-RX1は482g 動作環境 0℃~40℃、85%以下(結露しないこと) 付属品 ストラップ Li-ionリチャージャブルバッテリー EN-EL20 バッテリーチャージャー MH-27 USBケーブル UC-E16 アクセサリーシューカバー BS-1 ViewNX 2 CD-ROM

付録2.発売前のファーストレビュー

【一口コラム】 「ニコン初」の高級コンパクト登場

ニコンから、APS-Cサイズのイメージセンサーを搭載した本格高級コンパクト、COOLPIX Aが登場しました。ニコンは比較的初期から、描画性能を重視したコンパクトカメラをリリースしてきましたが、キヤノンPowerShotS90登場以降、コンパクトサイズの高級コンパクトとしてはCOOLPIX P300、P310のみであったため、他社と比べやや寂しい感じでした。今回、イメージセンサーを1/.23型から1/1.7型に換装したCOOLPIX P330と、一気にAPS-Cサイズで広角単焦点レンズのCOOLPIX Aの2機種をリリースしたことで、一気に先頭集団に肉薄する勢いです。

  • イメージセンサーは有効1616万画素APS-C型CMOSで、ローパスフィルターレスです。画素数的には、D7000やD5100と同じとなります。
  • 設定できるISO感度はISO100-6400で、拡張でISO25600相当まで可能。このあたりもD7000、D5100と同じです。
  • レンズは18.5mmF2.8(35mm換算で28mm相当)の広角単焦点。ピントリングによるマニュアルフォーカシングも可能。
  • 4コマ/秒の連写性能、フルHD(30fps)での動画撮影に対応。
  • 比較的コンパクトなボディ。外装はアルミ合金とマグネシウム合金の金属製。
  • ボタンやダイヤルを多用したインターフェース。
  • 外付電子ビューファインダーには非対応なものの、オプションで光学ファインダーを用意。

【ニコン COOLPIX Aとシグマ DP1 Merrillの比較】

機種名 COOLPIX A DP1 Merrill イメージセンサー 有効1616万画素 APS-C型 CMOS 有効1475万画素(4,704×3,136×3層) APS-C型 CMOS レンズ 18.5mm F2.8 (35mm換算:約28mm) 19mm F2.8 (35mm換算:約28mm) ファインダー - - ISO感度 ISO100-6400 (拡張でISO25600まで) ISO100-6400 シャッタースピード 30-1/2000秒 30-1/2000秒 液晶モニター 3型92万ドット 3型92万ドット 連写速度 4コマ/秒(JPEGで26コマ、RAW+JPEGで9コマ) 4コマ/秒(RAWで7コマ) 動画撮影 1920 X 1080(30fps) 1920 X 1080(30fps) 付加機能 ストロボ内蔵 - インターフェース USB、HDMI mini USB、ビデオ出力、オーディオ出力 バッテリー 230枚 97枚 サイズ (W x H x D) 110×64.3×40.3 mm 121.5×66.7×64.3 mm 重さ 299g/-g -g/360g

COOLPIX A(左側)とDP1 Merrill(右側)。両機種ともAPS-C型イメージセンサーと、35mm換算で約28mmの単焦点レンズを搭載しています。連写性能、動画性能もほぼ同等です。

COOLPIX A(左側)とDP1 Merrill(右側)。液晶パネルは3型92万ドットです。位置が異なるのは、両機種ともレンズ光軸上にパネルを置いているためです。ボタン類は、ややCOOLPIX Aの方が多いようです。

今回、COOLPIX Aと同時にリリースされたCOOLPIX P330。こちらは、ズームレンズを搭載した高級コンパクトカメラとして注目すべき機種ですので、簡単に両機種を比較してみます。

COOLPIX A(左側)とCOOLPIX P330(右側)。サイズはCOOLPIX Aの111.0×64.3×40.3mmに対し、COOLPIX P330は103.0×58.3×32.0mmと、一回り小型です。重さも299g対200gと、約100gの差となっています。。

COOLPIX A(左側)とCOOLPIX P330(右側)。両機種とも3型92万ドットの液晶パネルを搭載しています。

COOLPIX A(左側)とCOOLPIX P330(右側)。ボディ上面は、アクセサリーシューを除くと、よく似ています。COOLPIX P330ではシャッターボタンの同軸にズームレバーが置かれていますので、別途電源ボタンが設けられています。

COOLPIX A(左側)とCOOLPIX P330(右側)。COOLPIX Aにはシルバーモデルが用意されています。高級コンパクトとしては大胆なデザインですが、予想以上に人気が出る気がします。

参考:ニコン28-Ti(1994年9月発売、定価135,000円)。レンズは完全沈胴式。 28-Tiのサイズは118x66x36mmで315gでしたので、ほぼCOOLPIX Aと同等です。なお、兄弟機に35-Tiがあり、こちらはシルバーボディ(チタンカラー)でした。

(2013年 3月 5日 記) 独断 デジカメ対決! どっちが良い? ☆ vs ペンタックスリコー GR ☆ vs 富士フイルム X100S

【ニコン COOLPIX A 基本仕様】

画素数 1616万(有効) 画像素子 APS-C型 CMOS ISO感度 100-6400 (拡張でISO25600相当) 記録フォーマット JPEG/RAW 焦点距離(35mm換算) 18.5mm (約28mm相当) F値 F2.8 液晶モニター 3型 92万ドット シャッタースピード 30~1/2000 秒 ファインダー - 起動時間 電池タイプ 専用電池 専用電池型番 EN-EL20 撮影枚数 230枚 インターフェース USB、 HDMI 記録メディア SDHCカード SDカード SDXCカード 手振れ補正機能 防水 連射機能 4コマ/秒 バリアングル 付加機能 ストロボ内蔵 RAW+JPG同時撮影動画撮影 1920x1080(30fps) 幅x高さx奥行き 111.0×64.3×40.3mm 本体重量 299g/-g
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