MRW-G1 レビュー SONY CFexpressカードリーダー
Prograde Digitalの40Gbps転送CFexpressカードリーダーは、サンダーボルト規格のUSB Type Cにのみ対応する。以前のUSB Type Aや、USBの形状がType Cであってもサンダーボルトに対応しない場合は使用することができないので購入時に注意が必要だ。さらに、CFexpressカード自体の転送速度が最大13.6Gbps(1700MB/s)なので、カードの性能以上の転送速度は出ないことも注意する必要がある。
CFexpressカードリーダーの選び方 対応メモリーカード別、CFexpressカードリーダーの選び方CFexpressカードはまだ新しい規格なので、現在使っているメモリーカードはXQDカードやSDカードの場合もあるだろう。新しく購入するCFexpressカードリーダーでXQDカードも読み書きしたいという方には、SONY MRW-G1、または、Prograde Digitalのサンダーボルト専用カードリーダーがおすすめだ。SDカードも読み書きしたいという方はPrograde DigitalのCFexpress / SDカードダブルスロットカードリーダーでも良いだろう。
予算別、CFexpressカードリーダーの選び方とりあえずCFexpressカードリーダーが欲しい。安い方がいいという方は、SanDisk CFexpress カードリーダーがおすすめだ。実売価格7,000円弱の金額で購入できる。ただし対応カードはCFexpressカードのみなので、XQDカードやSDカードなどの他のカードも使う場合は別のカードリーダーを購入する必要がある。
転送速度別、CFexpressカードリーダーの選び方CFexpressカードの性能を生かした高速読み取りカードリーダーが欲しいという方にはPrograde Digital社のCFexpressカードリーダーがおすすめだ。Prograde DigitalのCFexpressカードリーダーは、SDカードに対応するダブルスロット搭載の品と、XQDカードにも対応する上位機種が存在する。ただし、上位機種は通常のUSBでなくサンダーボルトインターフェースを通じてPCと接続する。
USBの形状別、CFexpressカードリーダーの選び方USB差し込み口にはUSB Type A(昔から存在する一般的なUSBの形状)と、USB Type C(新しいMacや最近のWindows機種で使われ始めている)の大きく2種類がある。USB Type Cには全てのカードリーダーが対応するが、USB Type AのPCを使っている方は、SONY MRW-G1、または、ProGrade Digitalのダブルスロット(CFexpress / SD)カードリーダーがおすすめだ。
この2機種には、USB Type A、Type Cに対応する2本のケーブルが付属している。なお、SanDiskのカードリーダーも、本体とは別にUSB Type Aへの変換ケーブルを使えばカードリーダーを使うことができる。
Prograde Digitalのサンダーボルト専用CFexpressカードリーダーは、変換ケーブルを使ってもUSB Type A、Type Cのインターフェスでは使用することができないので注意が必要だ。
大きさ別、CFexpressカードリーダーの選び方 SONY MRW-G1、開梱 UNBOXレビューヨドバシドットコムから届いたSONY CFexpressカードリーダー MRW-G1が入った小さな箱
MRW-G1 SONY CFexpressカードリーダーの外箱
MRW-G1 SONY CFexpressカードリーダーを開梱
SONY CFexpressカードリーダー MRW-G1の外箱を開梱した。中には、CFexpressカードリーダー本体の他にUSB Type C用ル、USB Type A用の2本のケーブルが入っている。USB Type-A(昔からある一般的なUSB)、USB Type-C(Macや最新のWindowsマシンについている)の両対応できるのはありがたい。
各ケーブルの長さは実測で約45cm、短いので本体に付けたままカメラバックに入れっぱなしにしておいても気にならない。本体のUSB端子はUSB-Cタイプである。USB C to C、USB C to A(各、雄雄)ケーブルが付いているのでPCと他の機器をつなげる際にもケーブルを活用できる。
MRW-G1 SONY CFexpressカードリーダー(左)、XQDカードリーダー MRW-E90(右)
上記写真は左から、SONY CFexpress カード CEB-G512(512GB)、SONY XQDカード 256GB、SONY XQDカード 240GB、SanDisk CFカード、SanDisk SDXCカードである。写真でわかる通り、CFexpressカードとXQDカードは全く同じ形状、サイズである。
Nikon D6(2020年6月5日発売)など、対応するカメラではCFexpressカードとXQDカードに両対応する。2020年5月現在Nikon D850はXQDカードのみ対応しておりCFexpressカードを挿入するとエラー表示された。
MRW-G1 SONY CFexpressカードリーダーを選ぶ理由- カードリーダーのサイズが小さくて軽い パソコンバッグに入れっぱなしにしていても気にならない
- XQDカード、CFexpressカードに両対応 Nikon D850、Nikon D4では継続してXQDカードを使っているのでこのXQDカードに対応するこのカードリーダー1台だけがあれば良い
SONY CFexpressカードリーダー MRW-G1(左)、XQDカードリーダー MRW-E90(右)
ソニーのXQDカードリーダーには最新のMRW-G1(写真 左)、の他にMRW-E90(写真 右)という商品も存在する。両者をスペックと使い勝手で比較してみる。
メーカー SONY SONY 製品名 MRW-G1 MRW-E90 対応メモリーカード CFexpressカードXQDカード XQDカード、SDカード UHS-II対応 インターフェース、ケーブル形状 USB 3.1 Gen 2 Type-C、USB Type A USB 3.1 Gen 2 Type-A 最大転送速度 10Gbps(1250MB/s) 10Gbps(1250MB/s) ただしメモリーカードのR/W速度により制限される 実売価格 14300円(税込) 4000~5800円(税込) MRW-G1、MRW-E90、対応メモリーカードを比較 項目 MRW-G1 MRW-E90 CFexpressカード ○ × XQDカード ○ ○ SDカード × ○UHS-II対応MRW-E90はSDカード(SDXC SDHX SDカード UHS-II対応)にも対応する。MRW-E90には、XQDカードとSDカードに対応する挿入口が2つついているが、MRW-G1にはCFexpress/XQDカードに対応する挿入口が1つだけ付いている。
MRW-G1、MRW-E90、価格を比較 MRW-G1、MRW-E90、外観デザイン、操作性を比較SONY MRW-G1 CFexpressカードリーダー、カードを挿入すると前面から出っ張らない。カードリーダー側のUSB端子はUSB Type-Cである。
SONY MRW-E90 XQDカードリーダー、カードを挿入すると前面から出っ張った状態になる。カードリーダー側のUSB端子はUSB Type-Aである。
MRW-G1とMRW-E90のどちらがおすすめ?各個人の使用目的と予算に応じて選べば良いと思う。どちらもおすすめである。SONY製品は、Made in Taiwanと書かれているが日本メーカーの製品でありXQDカード、CFexpressカードを製造販売しているSONYの製品なので他メーカーのカードリーダーと比較すると安心して使える。
SONY MRW-G1とSanDisk CFexpressカードリーダーを比較SONY製のCFexpress カードリーダー MRW-G1と、SanDisk製のCFexpressカードリーダーを比較してみる。まずはスペック比較から。
メーカー SONY SanDisk 製品名 MRW-G1 SanDisk CFexpressカードリーダー 対応メモリーカード CFexpressカードXQDカード CFexpressカード インターフェース、ケーブル形状 USB 3.1 Gen 2 Type-C、USB Type A UUSB 3.1 Gen 2 Type-C 最大転送速度 10Gbps(1250MB/s) 10Gbps(1250MB/s) 実売価格 13,000~14,300円(税込) 6,398~8,580円(税込)両者は付属するケーブルが異なる。SONY MRW-G1はUSB Type-A、USB Type-Cの両方に対応できるよう2本のケーブルが付属するがSanDiskのCFexpressカードはUSB Type-C対応のケーブル1本のみが付属する。最近のPCであればUSB Type-Cインターフェスが付いていることが多いが数年前までのPCを使って居る方はUSB Type-Aの差し込み口しかついていない場合もある。
なお、SanDisk CFexpressカードリーダーを購入した場合も別途変換ケーブル(1000円程度で購入可能)を購入すればUSB Type-Cに対応することができる。
SanDiskのCFexpressカードリーダーでSONY製CFexpressカードが抜けなくなる現象が発生 SONY MRW-G1の転送速度、実測値 XQDカード、データ転送の実測値SONY MRW-G1を使って実際のメモリーカードで転送速度を計測した。Nikon D850で撮影したRAW画像(圧縮14bit RAW)94枚が入ったSONY XQDカード 256GBをPCに接続して、Nikon Transfer 2 というソフトを使ってMacBook Proに転送した結果はこちら。
ファイル数:94枚 ファイル形式:圧縮 14bit RAW(Nikon D850で撮影) ファイルサイズ合計:5.03GB(5,029,901,375バイト) 転送にかかった時間:21秒 転送速度:239,519,113バイト/秒=228MB/s=1827Mbps
CFexpressカード、データ転送の実測値SONY MRW-G1を使って実際のメモリーカードで転送速度を計測した。Nikon D6で撮影したRAW画像(圧縮14bit RAW)1508枚が入ったSONY CFexpressカード 512GB(SONY CEB-G512)をMacBook Proに接続して、Nikon Transfer 2 というソフトを使ってPCに転送した結果はこちら。
ファイル数:1508枚 ファイル形式:圧縮 14bit RAW(Nikon D6で撮影) ファイルサイズ合計:40.97GB(40,963,924,477バイト) 転送にかかった時間:3分2秒 転送速度:225,076,508バイト/秒=215MB/s=1801Mbps
Nikon Z6iiで撮影したRAW画像(圧縮14bit RAW)1422枚が入ったSONY CFexpressカード 256GB(SONY CEB-G256)をMacBook Proに接続して、Nikon Transfer 2 というソフトを使ってPCに転送した結果はこちら。
ファイル数:1422枚 ファイル形式:圧縮 14bit RAW(Nikon D6で撮影) ファイルサイズ合計:44.156 44.16GB(44,153,258,170バイト) 転送にかかった時間:2分52秒 転送速度:256,704,989バイト/秒=244MB/s=2006Mbps
SONY MRW-E90の転送速度、実測値SONY MRW-G1の前機種であるXQDカードリーダー MRW-E90を使って実際のメモリーカードで転送速度を計測した。Nikon D850で撮影したRAW画像(ロスレス圧縮14bit RAW)285枚が入ったSONY XQDカード 256GBをPCに接続して、Nikon Transfer 2 というソフトを使ってPCに転送した結果はこちら。
ファイル数:285枚 ファイル形式:ロスレス圧縮 14bit RAW(Nikon D850で撮影) ファイルサイズ合計:14.5GB(15,660,350,205バイト、ディスク上のサイズ 15,660,933,120バイト) 転送にかかった時間:2分03秒 転送速度:127,319,920バイト/秒=127MB/s=1145Mbps
SONY MRW-G1で読み書きできるXQDカード、非対応のXQDカード シリーズ 発売年月 USBマーク有り or 無し Gシリーズ 2014/10、現行品 ◎ MRW-G1で読み書き可能 Mシリーズ 2015/1、生産終了 ◎ MRW-G1で読み書き可能 Nシリーズ 2013/11、生産終了 × Sシリーズ 2013/10、生産終了 × Hシリーズ 2012/2、生産終了 × CFexpressカードリーダー 関連記事 Nikon D6 レビュー、記事一覧Nikon Z8発売記念 ProGrade 緊急セール2023/5/12〜5/20まで5〜30%OFF 【Nikon Z8に最適CFexpress】 ★2023/5/12【本日開始】 ⇒ CFexpress COBALT 650GB 通常価格106,000円⇒66,356円(37% OFF) ⇒ CFexpress COBALT 325GB 通常価格62,000円⇒43,400円(30% OFF) ⇒ SDXC UHS-II V90 512GB 通常価格72,698円⇒65,428円(10% OFF) ⇒ SDXC UHS-II V90 256GB 通常価格37,800円⇒34,020円(10% OFF) ★2023/5/12【本日開始】 ⇒ ProGrade 公式ショップ SDカードやカードリーダーも5〜37%OFF ※セールは5月12日【本日開始】〜5月17日