【レビュー】 ZEBRA – F-701
「ペンは剣よりも強し」という言葉があるが、実際の殺し合いで剣ではなく、ペンを持って戦おうという人はまずいない。それにも関わらず、護身用具界では「タクティカルペン」などと言う、ペンに攻撃性を付与したおもしろ商品が後を絶たず出てきている。理由は簡単だ。ペンは多くの人が日常的に使っている必需品だからだ。学校に行こうが、選挙に行こうがペンは必要であり、頭が正常であれば、銀行や大使館に行く際に、銃やカランビットナイフを持っていく人はいない。そんな誰が持ってても不自然でなく、使用頻度が高いものであるからこそ、そこに武器としての攻撃能力を付与しようと考えが生まれたのだろう。わざわざ武器を持ち歩かなくとも、万が一の際には武器になり、しかも表向きは「This is a pen!」と言い張ることができるので、武器を携行するのにうるさい地域や、隠し持つ際に有利とのこと。何よりも、普段は契約書や請求書へのサインや、備忘録として手に書き込む際に役立つ。
そんな中、我が国の文具メーカーであるゼブラ社の「F-701」というボールペンが、海外のサバイバリストや、格闘・護身マニア達の間で大きく支持されている。最初に断っておくが、このペンはタクティカルペンではなく、ただのボールペンだ。誰かの肉を刺し、目玉をくり抜くために作られたものではない。この製品が、タクティカルペンとして非常に大きく支持されている理由は、
● ノックバーのクリックした際の感触は若干柔らかめで、シャキッと言った静かめのクリック音となっている。静かな場所でペンを使用する際に使いやすい。サイレントクリッキーだ。
● あまり書き心地の良くない替芯は、メーカーは違うが、三菱の Power Tank SJP-7 0.7芯が流用可能とのことで、これを使っている人も多い。
F-402は、F-701の廉価版に位置するようなボールペンで、グリップは独立したラバー製になっているが、F-701で樹脂製だったノックバー根本はステンレス製となっている。このお互い足りない箇所を補うように、F-402のパーツをF-701に移植するのだ。手順は以下の通り。
5:ここまで行ったら、もう一つ用意するものがある。替芯が樹脂製だと強度が心もとないので、タフでどんな環境下でも書けると有名な、フィッシャー社のスペースペンの替芯を用意する。
→ わかりにくい場合は、Youtubeで「 F-701 F-402 mod 」等の検索ワードで調べると動画解説が出てくるので、そちらを参考にされたし。
これにより、オール金属のF-701(改)が完成する。
● また、F-402のクリップはF-701のそれに比べて丸みがかかったデザインなので、刺突等のインパクトを与えた時に持ち手にかかるダメージを軽減させる。
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