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Documentation Symbols and Conventions for Data, Program and
System Flowcharts, Program Network Charts and System Resources Charts
1. 適用範囲 この規格は,情報処理のための文書化において,次の図の中で用いる記号及びその用法を
JIS X 0001 情報処理用語
ISO 5807 Documentation symbols and conventions for data, program and system flowcharts, program
network charts and system resources charts
2. 用語の意味 この規格で用いる主な用語の意味は,JIS X 0001(情報処理用語)によるほか,次のと
(1) 基本記号 (basic symbol) 処理やデータ媒体などの正確な性質や形状が明らかでないとき,又は実際
(2) 個別記号 (specific symbol) 処理やデータ媒体などの正確な性質や形状が明らかで,実際の媒体を描
(3) 流れ図 (flowchart) 問題の定義,分析又は解法の図的表現であって,データ流れ図,プログラム流
3. データ流れ図 データ流れ図 (data flowchart) は,問題解決におけるデータの経路を表し,かつ使用す
4. プログラム流れ図 プログラム流れ図 (program flowchart) は,プログラム中における一連の演算を表
5. システム流れ図 システム流れ図 (system flowchart) は,システムの演算の制御及びデータの流れを
6. プログラム網図 プログラム網図 (program network chart) は,プログラムを起動する経路及び関係す
7. システム資源図 システム資源図 (system resources chart) は,一つ又は一組の問題を解くのに適した
8. 記号 記号 (symbol) は,データ記号,処理記号,線記号及び特殊記号とする。
データ記号 データ記号 (data symbol) は,基本データ記号及び個別データ記号とする。
基本データ記号 基本データ記号 (basic data symbol) は,次のとおりとする。
(1) データ データ (data) は,媒体を指定しないデータを表す。
(2) 記憶データ 記憶データ (stored data) は,処理に適した形で記憶されているデータを表す。媒体は指
個別データ記号 個別データ記号 (specific data symbol) は,次のとおりとする。
(1) 内部記憶 内部記憶 (internal storage) は,内部記憶を媒体とするデータを表す。
(2) 順次アクセス記憶 順次アクセス記憶 (sequential access storage) は,順次アクセスだけ可能なデータ
(3) 直接アクセス記憶 直接アクセス記憶 (direct access storage) は,直接アクセス可能なデータを表す。
(4) 書類 書類 (document) は,人間の読める媒体上のデータを表す。媒体としては,印字出力,光学的
(5) 手操作入力 手操作入力 (manual input) は,手で操作して情報を入力するあらゆる種類の媒体上のデ
(6) カード カード (card) は,カードを媒体とするデータを表す。
(7) せん孔テープ せん孔テープ (punched tape) は,せん孔テープを媒体とするデータを表す。
(8) 表示 表示 (display) は,人が利用する情報を表示するあらゆる種類の媒体上のデータを表す。
処理記号 処理記号 (process symbol) は,基本処理記号及び個別処理記号とする。
基本処理記号 基本処理記号 (basic process symbol) は,次のとおりとする。
(1) 処理 処理 (process) は,任意の種類の処理機能を表す。例えば,情報の値,形,位置を変えるよう
個別処理記号 個別処理記号 (specific process symbol) は,次のとおりとする。
(1) 定義済み処理 定義済み処理 (predefined process) は,サブルーチンやモジュールなど,別の場所で定
(2) 手作業 手作業 (manual operation) は,人手による任意の処理を表す。
(3) 準備 準備 (preparation) は,その後の動作に影響を与えるための命令又は命令群の修飾を表す。
(4) 判断 判断 (decision) は,一つの入口と幾つかの択一的な出口をもち,記号中に定義された条件の評
(5) 並列処理 並列処理 (parallel mode) は,二つ以上の並行した処理を同期させることを表す。
B, C, Dの終了を待たなければならない。しかし,処理Dは,処理Cの開始・終了に関係なく開
(6) ループ端 ループ端 (loop limit) は,二つの部分からなり,ループの始まりと終わりを表す。記号の
線記号 線記号 (line symbol) は,基本線記号及び個別線記号とする。
基本線記号 基本線記号 (basic line symbol) は,次のとおりとする。
(1) 線 線 (line) は,データ又は制御の流れを表す。流れの向きを明示する必要があるときは,矢先を付
個別線記号 個別線記号 (specific line symbol) は,次のとおりとする。
(1) 制御移行 制御移行 (control transfer) は,一つの処理から他の処理へ制御が即時に移行することを表
(2) 通信 通信 (communication link) は,通信線によってデータを転送することを表す。
(3) 破線 破線 (dashed line) は,二つ以上の記号の間の択一的な関係を表す。
特殊記号 特殊記号 (special symbol) は,次のとおりとする。
(1) 結合子 結合子 (connector) は,同じ流れ図中の他の部分への出口,又は他の部分からの入口を表し
(2) 端子 端子 (terminator) は,外部環境への出口,又は外部環境からの入口を表す。例えば,プログラ
(3) 注釈 注釈 (annotation) は,明確にするために,説明又は注を付加するのに用いる。注釈記号の破線
(4) 省略 省略(ellipsis:三つの点)は,図の中で記号の種類も個数も示す必要がない場合に,記号又は
9. 用法 図・記号の用法は,次のとおりとする。
(1) 記号の配置 各々の記号は,均等に間隔をあけ,また各々の結合は,適度な長さの直線で書き,長い
(2) 記号の形 ほとんどの記号は,その中に機能記述を記入できる。実際に用いる記号は,この規格に示
(3) 記号内の機能記述 記号には,その機能を理解するための必要最低限の機能記述 (symbol text) を書く。
(4) 記号識別子 記号識別子 (symbol identifier) は,文書の他の要素(例えばプログラムリスト)からの
(5) 記号説明 記号説明 (symbol descriptor) は,システムの該当部分の機能の理解を助ける説明,補足説
(6) 詳細表現 詳細表現 (detailed representation) は,横線付き記号 (striped symbol) すなわち横線の書き込
(1) 標準的な流れの方向 標準的な流れ (flow) の方向は,左から右へ,上から下へとする。
(2) 矢印の使用 矢印 (arrow) は,見やすくするために線に矢先を付けたものとする。流れが(1)で規定さ
(3) 線の交差 線は互いに交差してもよいが,見やすくするためには避ける方がよい。
(4) 線の合流 二つ以上の線を集めて一つの線に出してもよい。二つ以上の線が別の線に合流する場合は,
(5) 相互接続 通常,線は記号の左又は上から入り,右又は下から出る。流れ線は,その延長線が記号の
の結合子を入結合子 (in-connector) と呼ぶ。
10. 記号用途一覧 記号とそれを用いる図との関係は,次のとおりとする。星印*は,その記号が対応する