Без кейворда
Light-exposure and light-and-water-exposure
apparatus (Xenon-arc lamp type)
1. 適用範囲 この規格は,各種の工業材料及び製品の耐光性(1)並びに耐候性(2)を試験するために用いる
JIS C 1102 指示電気計器
JIS G 3442 水道用亜鉛めっき鋼管
JIS G 3459 配管用ステンレス鋼鋼管
JIS G 4305 冷間圧延ステンレス鋼板
JIS G 4307 冷間圧延ステンレス鋼帯
JIS H 3100 銅及び銅合金の板及び条
JIS H 3250 銅及び銅合金棒
JIS H 3300 銅及び銅合金継目無管
JIS H 4000 アルミニウム及びアルミニウム合金の板及び条
JIS H 5101 黄銅鋳物
JIS K 6742 水道用硬質塩化ビニル管
JIS K 6762 水道用ポリエチレン管
JIS Z 8703 試験場所の標準状態
JIS Z 8722 物体色の測定方法
2. 用語の定義 この規格で用いる主な用語の定義は,次による。
(1) ブラックパネル温度 ラック又は回転盤に取り付けたブラックパネル温度計の指示する温度で試験片
(2) キセノンアークランプ キセノンアーク放電によって発光するアークランプ。
(3) 発光部 キセノンアークランプ及びフィルターで構成される部分。
3. 種類 試験機の種類は,噴霧装置が装備されているもの及びされていないものによって区分し,次の
(1) 発光部の分光特性 キセノンアークランプは,少なくとも250〜1 200nmの波長範囲にわたって連続
(2) 試験片面(3)の放射照度(4)の表示 試験機の機種ごとに,少なくとも300〜800nmの波長範囲における
(3) 運転に伴う放射照度の変動許容範囲 自動制御の場合,設定した放射照度の±10%が維持でき,手動
(4) 各試験片面の放射照度許容範囲 試験片面の放射照度の位置による差は,最高値の10%を超えてはな
(5) 明暗サイクル(5) 少なくとも,3.8時間照射(明),1時間消灯(暗)のサイクルの設定ができること。
(1) 調節可能なブラックパネル温度及びその調節精度 次に示す条件のうちの少なくとも一つでなけれ
(2) 調節可能な相対湿度及び調節精度(6) (1)で規定するそれぞれの指示温度に対し,相対湿度を50±
(1) 照射及び噴霧の方法 少なくとも次の3種類が設定できること。
(2) 噴霧水量設定可能範囲及び許容範囲 噴霧圧力0.1MPaに対してノズル1個当たり0.53±0.10 l/min又
試験槽内壁の材料は,JIS G 4305に規定するSUS 304若しくはJIS H 4000に規定するA 1100Pに耐食処
(1) キセノンアークランプ キセノンアークランプは,石英管の両端に電極を封入し,内部にキセノンガ
(2) フィルター フィルターは,必要な分光特性を得ることとキセノンアークランプの冷却に使用する。
(3) その他 使用する部分によって,耐熱性,耐食性,耐湿性又は電気絶縁性が優れた材料を用いる。
(1) 送風機構 送風機構は,試験槽内に空気を送り込むもので,断続又は連続送風式がある。
(2.1) 種類 ブラックパネル温度計は,次の2種類とする。
(2.2) 金属板及び感熱体保護管は,JIS G 4305に規定するSUS 304を用い,焼付形耐候性黒色エナメルの
(a) 応答性能(9) 昇温は,30±1℃に調整された水槽にブラックパネル温度計の目盛部分を残して水没さ
(b) 分光反射率 JIS Z 8722に規定する照明及び受光の幾何学的条件dによって測定したとき,波長範
(c) 目盛 所定の温度が指示できるもので,目量は1℃以内とする。
(3) 温度調節器 温度調節器は,送風機構と組み合わせて用いる。検出方式によって次のものがあり,い
(a) 空気温度調節器 液体膨張式,電気式などであって,感熱部は試験槽空気の出口付近に発光部から
(b) ブラックパネル形温度調節器 ブラックパネル温度を検知して試験槽内空気温度を調節するもので,
(1) ラック又は回転盤 ラック又は回転盤は,試験片が光の照射及び水の噴霧を均等に受けるように,発
材料は,JIS G 4307,JIS G 3459に規定するSUS 304,JIS H 3250,JIS H 3300,JIS H 3100に規定
するBs若しくはJIS H 5101に規定するYBsCにめっきを施したもの,又はJIS H 4000に規定する
(2) 回転機構 回転機構は,電動機及び減速機による駆動とする。
(3) 試験片ホルダ 試験片ホルダは,試験片を固定し,かつ,ラック又は回転盤に取付けできる構造であ
材料は,JIS G 4305に規定するSUS 304若しくはJIS H 4000に規定するA1100Pに耐食処理
5.10 試験片表面噴霧装置 試験片表面噴霧装置は,試験片に対し一定周期で一定時間,円すい形で均等
(1) サイクルメータ サイクルメータは,電動機,カム及びマイクロスイッチの組合せによるもの,又は
(2) 噴霧ノズル 噴霧ノズルは,JIS H 3250に規定するC 3604 BD又はこれと同等以上の耐食性が優れた
(3) 減圧弁 供給された水圧を所定の圧力に減圧できなければならない。
(4) 水圧計 噴霧圧力を示すものでなければならない。
(5) 電磁弁 サイクルメータの信号に従い開閉できる構造でなければならない。
(6) 給水経路の配管 噴霧装置の給水経路に使用する配管材料は,給水中に試験片に有害な影響を与える
成分が析出したり,さびなどが生じる材料を用いてはならない。一般にJIS H 3300,JIS G 3459,JIS
5.11 冷却装置 冷却装置は,次による。
(1) キセノンアークランプ冷却芸置 キセノンアークランプ冷却装置は,次による。
(2) 試験槽冷却装置(10) 試験槽冷却装置は,光源から出る放射熱によって試験槽内壁の温度が上昇し,試
材料は,JIS H 3250に規定するC 3604 BD又はこれと同等以上の耐食性が優れたものを用いなけれ
5.12 計装機器 計装機器は,次による。
(1) 積算時間計 積算時間計は,試験機の運転時間若しくはキセノンアークランプの点灯時間又はこの両
(2) タイムスイッチ タイムスイッチは,時計時間又は放射露光量によって運転時間を任意に設定できる
(3) 放射照度又は放射露光量指示器(11) 放射照度又は放射露光量指示器は,試験片面の放射照度又は放射
(4) 電力計(11) 電力計は,キセノンアークランプの放電電力を指示できるもので,JIS C 1102に規定する
(5) 電圧計(11) 電圧計は,キセノンアークランプ放電電圧及び入力電圧を実効値で指示できるもので,JIS
(6) 電流計(11) 電流計は,キセノンアークランプ放電電流を実効値で指示できるもので,JIS C 1102に規
(7) 温湿度指示又は記録計(11) 温湿度指示又は記録計は,ブラックパネル温度,試験槽温度(乾球又は湿
(8) 水圧計(11) 水圧計は噴霧の水圧を指示できるもの。
(9) 水質計(11) 水質計は,噴霧用の水,水冷式キセノンアークランプ冷却用の水などの規定のうち電気伝
5.13 絶縁抵抗 試験機の絶縁抵抗は,1MΩ以上とする。
6. 安全装置(12) 安全装置は,試験機の操作における安全確保のため,水冷式キセノンアークランプを使
7. 表示 試験機には,見やすい箇所に次の事項を表示しなければならない。
(1) 電源 電圧変動が少ない給電設備とし,その電圧は,AC200±20Vとする。ただし,
(2) 容量 試験機に表示された設備電源容量を十分に満足すること。 (3) 接地 試験機は,第3種の接地を行う。 (4) 漏電遮断器 必要に応じて設けることが望ましい。
(1) 配管 給水管は,JIS K 6742,JIS K 6762,JIS G 3442に規定する管,又はこれらと
(2) 給水圧 0.15〜0.20MPaで水圧変動が少ないこと。必要に応じて水圧計を設ける。 (3) 水質 使用する水のpHは6.0〜8.0とし,用途に応じて,次に述べる水を用いる。
(a) 噴霧用の水 試験片に付着物が生じない水(13)。 (b) 試験槽冷却用の水 試験室内壁などに,さびが生じない程度の清浄な水。 (c) 加湿器用の水 水あか又はさびが生じない水。 (d) キセノンアークランプの冷却用の水 キセノンアークランプ(水冷式)及びフィル
(e) ウイック給湿用の水 ウイックの給湿性を低下させたり,給水管に目詰まりが生じ
(4) 水温 10〜20℃とするのが望ましい。
(1) 温度 設置場所の温度は,JIS Z 8703に規定する標準温度状態23℃5級 (23±5℃) と
(2) 湿度 設置場所の湿度は,JIS Z 8703に規定する標準湿度状態65%20級(相対湿度
(3) 排気設備 試験機から排出する熱気及び発生ガスは,直接屋外に排出することが望ま
(4) ちり,ほこりが少ない場所であること。 (5) 外部からの有害ガスの影響がない場所であること。
(1) 水平に設置する。 (2) 振動が少ない場所であること。
pH 6.0〜8.0 全固形分 200ppm以下
pH 6.0〜8.0 全固形分 100ppm以下
pH 6.0〜8.0 全固形分 100ppm以下
pH 6.0〜8.0 全固形分 20ppm以下 脱イオン水が望ましい。
pH 6.0〜8.0 電気伝導率 10μS/cm以下
全固形分 20ppm以下 脱イオン水が望ましい。
pH 6.0〜8.0 全固形分 100ppm以下
pH 6.0〜8.0 全固形分 100ppm以下
操作者の安全確保 (1) 発光部から発する光には,紫外線が豊富に含まれているので,やむを得ず発光
(1) 運転前に各部品及び絶縁物の異状の有無を点検し,異状があれば修理を行う。 (2) 発光部は,キセノンアークランプの電気回路になっている部分が多いので,運
(a) 段階的ランプ電力調節方式 あらかじめ定めた使用時間が経過するごとにキセノンアークランプの
(b) 放射照度又は放射露光量測定による手動調節方式 受光器(17)をラック又は回転盤に試験片ととも
(c) 自動制御方式 設定した放射照度が自動的に維持される。
1. 適用範囲 この附属書は,試験機の放射照度及び放射露光量の測定方法について規定する。
2. 概要 発光部からの放射は短時間的には安定しているが,長時間的にはキセノンアークランプ,フィ
(1) 放射照度計を用いて,放射照度 (W/m2) 又は特定波長における分光放射照度 [W/(m2・nm)] を測定す
(2) 任意の時間内の放射照度の積分値を測定して,放射露光量 (J/m2) 又は分光放射露光量 [J/(m2・nm)] を
(3) 分光放射計を用いて分光放射照度 [W/(m2・nm)] を測定するとともに放射照度 (W/m2) を求める。
備考1. フィルターを透過するキセノンアークランプの放射のスペクトルは,約270〜3 000nmの広範
部 (300〜700nm又は300〜800nm),可視部 (400〜700nm又は400〜800nm) 又は特定波長
(340nm, 420nmなど) を選び出して測定する。そのために放射測定器の受光器の前に紫外用フ
3. 測定器 放射照度及び放射露光量の測定には,次に示す光電効果及び熱電効果応用の放射測定器又は
(a) 光電式測定器 光電式測定器は,シリコン光電池などの光電式受光器を用い,発光部からの放射を
の値はW/m2又はW/ (m2・nm) で付けられる。
測定器には,紫外部 (300〜400nm),紫外可視部 (300〜700nm又は300〜800nm),可視部 (400〜
700nm又は400〜800nm),特定波長用 (340, 420nm) などの波長範囲別があり,それぞれ受光器の前
(b) 光電電解式測定器 光電電解式測定器は,附属書参考図3に示すように受光器(シリコン光電池)
測定器は,紫外・可視 (300〜700nm) 間の波長範囲の放射エネルギーを測定できるもので,入射
(c) 熱電式測定器 熱電式測定器は,附属書参考図1〜2の光電式受光器の代わりに熱電式受光器を用い
たもので,紫外−可視−赤外部の全波長 (300〜3 000nm) にわたる放射照度又は放射露光量を測定
(d) 分光放射計 分光放射照度を測定し,これから必要な波長の放射照度を求める方法で,附属書参考
5. 校正値の管理 放射測定器の校正値の経時変化に対する管理は,校正値付測定器及び校正用光源装置
(1) JIS K 7200[耐光(候)試験機の照射エネルギー校正用標準試験片]による方法。
(2) JIS L 0841(日光に対する染色堅ろう度試験方法)に規定するブルースケールを用いる方法。
関連規格 JIS B 7751 紫外線カーボンアーク灯式耐光性及び耐候性試験機
JIS B 7753 サンシャインカーボンアーク灯式耐候性試験機
JIS Z 8203 国際単位系(SI)及びその使い方