INFINITY Kappa 7.2i
低域にはIMGコーンを用いた新開発25cmコーン型ウーファーを搭載しています。 IMGコーンはポリプロピレンの特長を維持しつつ軽量・高剛性化を図った振動板で、グラファイトファイバーとポリプロピレンの複合材で構成されており、高温・高圧の射出成型で作られています。このコーンではグラファイト繊維は中心から外周に向かって放射状に配列されるため、コーンの無変形動作領域が大きく、コーンのブレークアップの無い優れた性能を得ています。また、ポリプロピレンとグラファイトファイバーを組み合わせることによって不要共振の無い優れたダンピングと高い強度を確保しています。 さらに、運動中のピストンに強度を付加する特殊設計形状のカービィリニアコーンや、新設計の反転ダストキャップによる強度向上を採用しており、ハイパワー状況下でもコーンの変形を最小に抑えた動作を実現しています。 二代目KappaシリーズではIMGコーンをさらに改良しており、約10%の軽量化と約5%の固さ向上を実現しています。また、軽量・耐熱カプトン材ボビンや大電流対応のリボンワイヤーを採用しています。 Kappa7.2iのウーファーユニットはfoが25Hzとなっています。
中域には新設計の7.6cmドーム型ミッドレンジを搭載しています。 このユニットは初代Kappaシリーズで採用されたポリドームを改良したもので、新開発の超薄膜(0.3mm)のソフト・ポリプロピレン合成のダイアフラムを使用しています。この新ポリドームではQの低いドーム状のダイアフラムを大口径エッジ巻きボイスコイルによってドーム外周から駆動しています。 また、ドーム後面にアルミメッシュのディフューザーが付け加えられています。このディフューザーはドーム状のダイアフラムに負荷をかけずに後面波による周波数特性の乱れを抑える役割を持っており、よりフラットな周波数特性と低歪化を実現しています。 さらに、ドーム後面に放射された音響エネルギーは特殊構造の磁気回路中央からバックキャビティに導かれ、背面音圧による影響を排除しています。
機種の定格 方式 3ウェイ・3スピーカー・バスレフ方式・フロア型 使用ユニット 低域用:25cmコーン型 中域用:7.6cmドーム型 高域用:平面型(EMIT-R) 周波数特性 39Hz~35kHz ±2dB 入力インピーダンス 6Ω 出力音圧レベル 89dB/2.8Vrms 許容入力 250W クロスオーバー周波数 500Hz、4.5kHz 外形寸法 幅360x高さ1,070x奥行263mm 重量 24.7kg 付属 スパイク