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スバルの1.8ℓリーンバーンターボ「CB18型」とはどんなエンジンか? レヴォーグ搭載の新エンジンはスバルの最新技術が詰まっている(前編)

CB18 まさに「カミソリクランク」基本骨格から刷新されたスバル・レヴォーグの水平対向4気筒リーンバーンターボ

2021.07.23 09:46

スバルの新型レヴォーグは、1.8ℓ水平対向4気筒リーンバーンターボが搭載されている。型式名は「CB18」。このCB型BOXERは、スバルの技術の粋が詰まった意欲作だ。あらためて技術ハイライトを見ていこう。 TEXT◎鈴木慎一(SUZUKI Shin-ichi〕PHOTO◎山上博也(YAMAGAMI Hiroya)

FUTURE BOXER(FB)からCONCENTRATION BOXER(CB)へ

レヴォーグが搭載する完全新規開発されたCB型1.8ℓ水平対向4気筒DOHCターボエンジン エンジン形式:水平対向4気筒DOHCターボ エンジン型式:CB18 排気量:1795cc ボア×ストローク:80.6mm×88.0mm 圧縮比:10.4 最高出力:177ps(130kW)/5200-5600rpm 最大トルク:300Nm/1600-3600rpm 燃料供給:筒内燃料直接噴射(DI) 使用燃料:レギュラー

まずは、型式名だ。「EJ型」「EE型」から「FB型」「FA型」と「EからFへ」の次なので、「G」が頭文字になると予想した人もいるだろう。新型エンジンは「CB型」と名付けられた。現行主力エンジンのFB型は「Future Boxer」の意味が込められていた。今回の新エンジン、CBは「Concentration Boxer(Concentration=集中、濃厚)」の頭文字だという。「FBを開発してから約10年経つのですが、その間にどうしてもやりたかったことが溜まってきていました。とにかくそれを全部つぎ込んでやろう、我々の持てる技術をすべて結集しましたという意味を込めてCBにしました」と開発エンジニアは語る。

CB18型新開発エンジン CB18 ボア×ストローク:80.6mm×88.0mm ボアピッチ:98.6mm クランク長:315.9mm FB16型現行エンジン ボア×ストローク:78.8mm×82.0mm ボアピッチ:113.0mm クランク長:350.5mm

現行FB16DIT型1.6ℓ水平対向4気筒ターボエンジン

新型のピストン冠面の形状はこうなっている。

ピストンスカートは、ピストンが上昇するときにシリンダー壁に当たる部分と下降するときに当たる部分がある。パターンコートはDLCではなく樹脂系のコーティングが施されている。

V型(右写真)は上昇するときに油をかき集めていく構造になっている。裏側は∧型(左写真)になっていて、下降するときに油を集めていく構造になっている。真中にオイルを集めてフリクションを下げる効果を狙っている。

まさに「カミソリ」のようなクランクウェブ。スバルしか造れない形状だ。

ボア×ストロークは?

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著者プロフィール

Motor-Fan.jp 統括編集長 神奈川県横須賀市出身 早稲田大学法学部卒業後、出版社に入社。学年誌(高3コース)、自動車雑誌編集部を経て三栄書房(現・三栄。以下同)入社。その後、オートスポーツ編集部(副編集長)、F1速報誌のAS+F編集部(編集長)などを経験した後、2003-05年は中国・広州に駐在。帰国後の06年に「Motor Fan illustrated」を創刊、18年まで編集長を務める。 17年春に、本サイトを立ち上げ、20年4月より編集長。職業柄、自動車技術に興味があり幅広い(ただし浅い)知識を持つ。基本的に「新しモノ好き」だが、気にいると同じクルマをリピートする傾向あり。過去、アルファロメオ156を2台(V6とTS)、現在はBMW3シリーズ(F30型320iから320d)を乗り継いでいる。日本カー・オブ・ザ・イヤー2026-2027実行委員会 実行委員長。

Motor-FanTECH.[モーターファンテック]

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