【F1日本GP】サーキットEXPRESSの所要時間や注意点まとめ(名古屋駅直行バス)
初の春開催となった2024年のF1日本GPが終了しました。私も現地で観戦しましたが、拠点にした名古屋から鈴鹿サーキットまでの移動は三重交通が運行する直行バス「サーキットEXPRESS」を利用しました。名古屋駅からサーキットまでの所要時間が約2時間とされているこの高速バスですが、実際のところどのくらい時間がかかったのか、利用するうえでどんなことに注意しなければならないかをまとめました。ぜひ来年以降の参考にしてください。
所要時間まとめ
便出発時刻到着時刻所要時間休憩金曜日 往路3便8:5910:361時間37分無し復路17:0719:202時間13分御在所SA土曜日 往路2便8:1610:031時間47分御在所SA復路17:1420:032時間49分大山田PA日曜日 往路3便8:5210:311時間39分大山田PA復路17:1119:592時間48分鈴鹿PA 2025/04/23追記 【2025年版】サーキットEXPRESSの所要時間まとめ(名古屋駅直行バス)【F1日本GP】 - パン工房鈴鹿サーキットへの移動手段
駐車券を買って自家用車鈴鹿サーキットへの移動手段は大きく4つに分けられます。1つは自家用車での移動です。観戦チケットの購入の際に一緒に駐車券を購入し、自宅やホテルから自家用車でサーキットまで来る方法です。バスや鉄道の時刻を考えずに過ごすことができ、プライベート空間を保っての移動も可能ですが、サーキット周辺の大渋滞に巻き込まれてしまいます。もちろん観戦や移動で疲れた状態での運転にも注意が必要です。
JR・伊勢鉄道の鈴鹿サーキット稲生駅から徒歩2つ目は伊勢鉄道の鈴鹿サーキット稲生駅から徒歩で来る方法です。名古屋駅からJR線と伊勢鉄道を乗り継いで鈴鹿サーキット稲生駅まで来れば、そこからは徒歩30分ほどでサーキットに到着します。乗れてしまえば楽なほうですが、伊勢鉄道の運行本数や両数が少なく外でかなりの待ち時間が発生してしまうほか、交通系ICカードが使えないなど事前準備が必要になるという欠点があります。
近鉄の白子駅からシャトルバス3つ目は近鉄の白子駅からのシャトルバスを利用する方法です。白子駅は名古屋駅から近鉄で乗り換え無しで来ることができるほか有料特急列車も充実しており、鉄道の便利さではJR・伊勢鉄道に勝ります。ただし白子駅から鈴鹿サーキットまでは徒歩では1時間15分ほどかかる距離があり、「三重交通の本気」と称されるほどの大量のシャトルバスをもってしても乗車までに2時間かかってしまうこともあります。
主要駅からの直行バスそして4つ目は直行バスによる移動です。今回は名古屋からの直行バスについて紹介しますが、亀山駅や津駅からも運行されているようです。直行バスのメリット・デメリットについては以降で詳しく紹介します。
近鉄の平田町駅は公式がおすすめその他、今年は近鉄の平田町駅を使うルートが再三案内されていました。近鉄の伊勢若松駅から分岐する近鉄鈴鹿線の終着駅で、鈴鹿サーキットまでは徒歩1時間ほどかかります。距離で見ると決して便利とは言えないので浸透していませんが、それゆえにおすすめのルートでもあります(私は行ったことがありません)。
名古屋駅直行バス「サーキットEXPRESS」
今回は数あるアクセス方法の中で私が何度も利用している、名古屋駅と鈴鹿サーキットを結ぶ直行バス「サーキットEXPRESS」を紹介します。
サーキットEXPRESSは三重交通が販売するツアー商品で、観戦チケットやホテル宿泊は含まれず高速バスでの移動のみを提供しています。完全予約制となっているため必ず着席することができ、乗車までの待ち時間も基本的にはありません(もちろん受付から乗車までの時間はありますが、人が多すぎて待つということはありません)。
料金と出発時刻料金は往復で1日8,000円で、他の移動手段と比べて決して安いとは言えませんが、待ち時間無く必ず座れる、サーキット目の前まで運んでくれることを考えるとその価値はあると思います。
予約はWebから発売直後はすぐ満席になってしまうこともありますが、三重交通がバスの手配さえできれば増便されるため、再び空席ありになることが多いです。調べたタイミングで満席でも少し経ってから再度確認してみましょう。2024年は開催1週間前まで予約を受け付けていたようです。
出発・到着場所鈴鹿サーキットの出発・到着場所はP9駐車場です。
P9駐車場はサーキット北側の最果てにあるため、直行バスと言いつつも駐車場からメインゲートまでは結構距離があります。また、駐車場を出入りする車の流れを歩行者が遮らないようにするため、以前と違い駐車場を大きく迂回するような誘導がありました。これによりさらに時間がかかるようになっています。
サーキットEXPRESS利用レポート
金曜日往路バスは8時59分に名古屋駅を出発しました。東名阪自動車道を走り9時50分頃に鈴鹿インターチェンジ出口で渋滞に捕まります。料金所の通過まで10分弱かかりましたが、10時36分に鈴鹿サーキットP9駐車場に到着しました。所要時間は1時間37分でした。
P9駐車場からメインゲートを抜けてGPスクエアエントランスに着くまでは徒歩で約30分かかります。11時半にフリー走行1が開始するため、9時発の2便では良い席を確保したり西コースに行ったりするには遅いと思いました。金曜日からフルで楽しむには8時発の1便が良いと思います。
金曜日復路行程が2時間を超えてしまうからか御在所サービスエリアでの休憩があり、名古屋駅到着は19時20分となりました。所要時間は2時間13分でした。
土曜日往路7時56分に受付を済ませ、名古屋駅を出発したのは8時16分でした。今回は往路でも御在所サービスエリアでの休憩を挟み、9時29分に鈴鹿インターチェンジを通過、鈴鹿サーキットP9駐車場の到着は10時3分となりました。所要時間は1時間47分でした。
土曜日復路乗車したバスは17時14分に動き出しましたが、駐車場を出るまでに20分かかりました。鈴鹿インターチェンジ通過は18時47分、今回は御在所サービスエリアよりも名古屋寄りの大山田パーキングエリアで休憩し、名古屋駅到着は20時3分となりました。所要時間は2時間49分となり、往路よりも1時間以上余計にかかりました。
日曜日往路途中大山田パーキングエリアでの休憩を挟み、9時50分に鈴鹿インターチェンジを通過、10時31分にP9駐車場に到着しました。所要時間は1時間39分でした。日曜日はメインゲートでの手荷物検査がありましたが、流れはスムーズでした。
日曜日復路17時11分にバスは出発し、10分程度で駐車場を出ました。日曜日は鈴鹿インターチェンジでは入らず、東名阪自動車道と並行する新名神高速道路の鈴鹿パーキングエリアまで迂回して、スマートインターチェンジから高速に入りました。そのまま鈴鹿パーキングエリアで休憩し、名古屋駅到着は19時59分でした。所要時間は2時間48分で、日曜日も往路より1時間以上余計にかかりました。
大混雑の名古屋駅サーキットEXPRESSのメリット・デメリット
サーキットEXPRESSのメリットまず何より確実に座って移動できることが一番のメリットです。鉄道では座れる保証はありませんし、少なからず徒歩が必要になります。その点、直行バスではP9駐車場からの徒歩のみでサーキットまでたどり着けるので、余計な体力を使わなくて済みます。
伊勢鉄道や白子駅行きシャトルバスと違って待ち時間が無く、駐車場まで行けばすぐ座れるのもありがたいです。私は2023年は金曜日のみの現地観戦でしたが、金曜日でも帰りのシャトルバス列は相当な長さで、諦めて白子駅まで歩く途中に通った鈴鹿サーキット稲生駅もパンクしていました。疲れた身体で長時間立って待つのは相当しんどい(雨ならなおさら)ので、すぐに座れるのは大きなメリットです。
【F1日本GP】金曜日券で木・金のイベントを最大限楽しむ【ピットウォーク】帰りの出発時刻が決まっていないのも良いポイントです。ホテル付きツアーのバスだと帰りの出発時刻が決まっているものもあり、レースが終わる前にサーキットを出なければならないこともあります。サーキットEXPRESSはセッション終了時刻に合わせての運行で最終便も遅めに設定してあるため、焦って駐車場まで帰る必要がありません。
サーキットEXPRESSのデメリットデメリットとしては、一般車の渋滞に巻き込まれるということです。サーキット周辺はサーキットの駐車場の他に民間の駐車場も点在しており、それぞれから各方面に車が出ていくためデッドロックのような状態になります。バスにスムーズに乗れてもなかなか進まず、通常鈴鹿サーキットから名古屋駅まで車で移動するよりもかなり長い時間がかかります。白子駅までのシャトルバスは土日はバス専用道路となっている中勢バイパスを通るため、多少所要時間は短いかもしれません。一方の高速バスはF1関係なく道中の道路工事などによる渋滞の影響も受けるため、鉄道より時間がかかりがちです。
すぐ座れることをメリットに書きましたが、逆に長時間ずっと同じ姿勢でいないといけないことはデメリットにもなります。近鉄でも有料特急を使えばゆったり座ることができますが、バスは前の座席との距離が近く、荷物も持っているとかなり狭く感じます。歩き回って太陽光を浴び続けた身体にはバスの狭い座席はつらく、サービスエリアでの休憩時にはバキバキです。
このあたりのデメリットを踏まえると、往復8,000円という価格は高いと感じる人も多いかもしれません。3日間で24,000円になるのでその他の移動手段と比べてかなり高くなります。