EvernoteからOneNoteに移行する完全ガイド【2026年最新版】
2024年以降、OneNoteにMicrosoftのAI「Copilot」が統合されました。ページの要約、ToDoリストの自動作成、アイデアのブレインストーミング支援など、AIがノート管理を強力にサポートします。2026年3月時点では、Copilot NotebooksがOneNoteアプリと完全統合され、ファイルやPDFを横断した検索・活用が可能になっています(Microsoft 365 Copilotライセンスが必要)。
2026年版・EvernoteとOneNoteの機能比較表
比較項目 Evernote(無料) Evernote(有料) OneNote(無料) ノート数 50個まで 150,000個(Advanced) 無制限 ノートブック数 1個 2,000個(Advanced) 無制限(セクション) デバイス同期 1台+Web 無制限 無制限 月間アップロード容量 250MB 10〜20GB OneDriveに依存(無料5GB) オフラインアクセス 不可 可 可(デスクトップ版) 手書き入力 制限あり 可 優秀(Surface等で快適) AI機能 一部(Advancedのみ) AI検索・編集 Copilot(365プランで利用可) 月額費用 0円 約1,100〜2,500円 0円(Microsoft 365は別途) Webクリップ 可 可 可(拡張機能あり) OCR検索 可(基本) 可(高精度) 可(OneDriveと連動)【最重要】移行前に知っておくべきこと:公式ツールはもう使えない
EvernoteからOneNoteへの移行を調べると、「OneNote Importer(公式移行ツール)を使う方法」と書かれた記事が今もたくさん出てきます。しかし、これは2022年9月にサービス終了しており、現在はダウンロードも利用もできません。
2026年現在、使える移行方法は主に2つ① サードパーティ製ツール「Evernote2Onenote」を使う方法(Windows・推奨)
② 有料ツール「OneNote Batch」を使う方法(Mac対応)
移行の前に必ず確認しておくこと- ENEXエクスポートはWindowsデスクトップ版かMacデスクトップ版のEvernoteからのみ可能(Web版からはエクスポートできない)
- ノートブック単位でのエクスポートになるため、ノートブック数が多い場合は時間がかかる
- タグが多く設定されているノートは、重複して移行されるリスクがある
- 画像添付が多いノートは、一部がうまく移行されないケースがある
EvernoteからOneNoteへの移行手順【2026年版・完全ステップガイド】
Step 1:Evernoteのデータをバックアップ(エクスポート)するノートブックが複数ある場合は、この作業をノートブックの数だけ繰り返します。ノートブック数が多い場合は時間がかかりますが、一つひとつ確実に行いましょう。なお、タグが複数設定されているノートは、タグの数だけOneNote上でセクションが増えることに注意してください。タグの整理を先に行っておくと、移行後の作業が楽になります。
Step 2:正しいバージョンのOneNoteをインストールするOneNoteにはMicrosoft Storeからダウンロードするバージョンと、onenote.comから入手するバージョンがあります。サードパーティ製移行ツールを使う場合は、onenote.com経由でダウンロードした版を使う必要があります。Microsoft Store版では移行ツールがうまく動作しないケースが報告されています。
Step 3:「Evernote2Onenote」ツールを入手する Step 4:ENEXファイルをOneNoteにインポートする解凍したフォルダ内の「Evernote2Onenote.exe」を起動します。ツールが起動したら「Import ENEX File」ボタンをクリックし、Step 1でエクスポートしたENEXファイルを選択します。
Step 5:インポート後のデータを確認・整理する移行時のよくあるトラブルと解決法
トラブル①:インポートが途中で止まる・エラーが出る トラブル②:画像や添付ファイルが表示されない トラブル③:文字化けが発生する トラブル④:フォーマットが崩れる トラブル⑤:Macユーザーで移行ツールが動作しないOneNoteに移行後に活用したい機能【Copilot AI含む】
ノートブック構造の理解:Evernoteとの対応関係 Evernote OneNote ノートブック(スタック) ノートブック ノートブック セクション ノート ページ タグ セクション(移行時)またはキーワード検索で代替 手書き入力とデジタルペンの活用 Microsoft TeamsやOutlookとの連携 Copilot AIでノート管理が変わるOneNoteには「Copilot」と呼ばれるAI機能が統合されています(Microsoft 365 CopilotライセンスまたはCopilot Pro加入が必要)。
Copilotでできる主なこと:
ただし、Copilot機能はMicrosoft 365 Copilotの商用ライセンスが主な対象であり、個人向けのMicrosoft 365 Personal/Familyプランには現時点で一部機能が制限されています。
Webクリップ機能(Web Clipper)OneNoteにも「OneNote Web Clipper」というブラウザ拡張機能があり、ChromeやEdgeからWebページをワンクリックで保存できます。EvernoteのWebクリッパーに慣れているユーザーも、同じ感覚で使えます。
EvernoteかOneNoteか迷ったときの判断基準
OneNoteへの移行をおすすめするケース Evernoteを使い続けることを検討するケース 移行するなら今が適切なタイミングよくある質問(FAQ)
Q1. 移行したデータは元のEvernoteと同じように検索できますか?
Q2. スマホやタブレットでも同期して使えますか?
Q3. 移行後にEvernoteのアカウントを削除してもいいですか?
Q4. 1,000件以上のノートがあるのですが、一括で移行できますか?
Q5. EvernoteのノートをPDFとして保存しておくことはできますか?
まとめ:2026年のEvernote→OneNote移行は「新しい手順」で
Evernoteは無料プランの制限強化と有料プランの値上がりが続いており、コスト面での魅力が下がっています。一方、OneNoteは無料で使え、ノート数・デバイス数の制限がなく、Copilot AIとの統合も進んでいます。移行手順は「ENEXエクスポート→Evernote2OnenoteでOneNoteへインポート」が現在の標準です。Macユーザーは「OneNote Batch」などの有料ツールも選択肢として検討してください。