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『ゴジラxコング 新たなる帝国』に登場する怪獣と生物を一気に紹介
1954年に公開された『ゴジラ』から70年、2014年に公開された『GODZILLA ゴジラ』から10年。そのような記念すべき2024年に『ゴジラxコング 新たなる帝国』が公開された。その内容は、まるで怪獣祭りのようになっており、数多くの怪獣や巨大生物が登場する。
本記事では、怪獣祭りとなった『ゴジラxコング 新たなる帝国』に登場する怪獣や巨大生物を紹介していこう。なお、本記事は『ゴジラxコング 新たなる帝国』のネタバレをふくむため、本編視聴後に読んでいただけると幸いである。
ネタバレ注意 以下の内容は、映画『ゴジラxコング 新たなる帝国』の内容に関するネタバレを含みます。 『ゴジラxコング 新たなる帝国』に登場する怪獣地上と地下空洞を支配してきた巨大生物で、タイタンとも呼ばれる秘密研究機関モナークが監視を行なっている存在が怪獣だ。放射能物質を食べるなど、人間の想像の遥か上をいく生物である。特殊な重力場で守られた地下空洞を行き来することも可能で、古代の人類は怪獣と共存してきた。
怪獣には人類の守護者であるプロテクターと、破壊を狙うデストロイヤーの2つが存在している。本来の怪獣は地球の自然の調和を保つ存在であり、デストロイヤーの怪獣が自然の調和を乱した場合、プロテクターの怪獣がその怪獣を倒しに出現することもある。人間が自然の調和を乱してもプロテクターの怪獣が出現する場合もある。
ゴジラ言わずと知れた地上最強の怪獣にして、地上の怪獣の王。自然の調和を守る役割を担っているプロテクターであり、人類の味方とされる。謎の電波信号を感じ取り、エネルギーを吸収し、何かに備えるべく活動を再開した。『ゴジラxコング 新たなる帝国』の序盤では青白く光り輝き、青白い放射熱線と体内放射を駆使していた。
ゴジラがティアマットを討伐した後は、ティアマットの巣でゴジラは太陽風のエネルギーとティアマットのDNAを吸収し、ピンク色の体色に変化して20倍のパワーアップに成功した。これは『ドラゴンボールZ』(1989-1996)で孫悟空が使う界王拳の影響があることを、怪獣たちのリードデザイナーを務めたジャレッド・クリチェフスキーが明かしている。体色変化後は放射熱線の威力も増しており、古代怪獣シーモによって変えられてしまった気候をピンク色の放射熱線を空に放つことで元に戻していた。
また、かつてスカーキングが地上侵略を試みた際、スカーキングと彼の率いるグレイト・エイプたちとプロテクターとして戦いを繰り広げたことがイーウィス族の伝承に残されている。最初こそゴジラは劣勢だったが、最後はスカーキングを倒して地下空洞の火山地帯である火の国にスカーキングの一派を幽閉した。この伝承からゴジラがかなりの長寿であることが考察できる。
コング地上の怪獣の王ゴジラに対して地下空洞の怪獣の王。人類の守護者のプロテクターでもあり、モナークは生体強化された解剖メカ型激震性サンダー・グローブなどでコングを強化する「パワーハウス計画」を発案などしていた。地下空洞の各所に罠を仕掛けるなど、知能も高い。しかし、ゴジラに比べると若く、地下空洞もすべてを支配しきれているわけではない。社会性が高いコング族の最後の1体であるため、強い孤独感に苛まれている。
『ゴジラxコング 新たなる帝国』の序盤では捕食者として大事な犬歯が虫歯になり、未知生物学者トラッパーによって治療された。そこでエンジンの素材にも使われる物質で造られた「エッフェル塔でもかみ砕ける」義歯を装着する。当初はゴジラと対立していたが、共同戦線を張るようになるとスカーキングたちを連携攻撃で圧倒するようになった。スカーキング討伐後はグレイト・エイプの王となり、文字通りキングコングになる。
モスラ中国の雲南省の密林の古代遺跡に卵として休眠状態にあり、卵から孵化して幼虫として過ごし、成虫となり死亡すると卵に戻る存在。ゴジラと対をなす怪獣の女王とも呼ばれる。『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』(2019)でラドンとギドラとの戦いで死亡した。イーウィス族の伝承には、スカーキングが再び地上侵略する際に髑髏島のイーウィス族によって復活されると残されている。イーウィス族のプロテクターであるとも解説されている。
『ゴジラxコング 新たなる帝国』では、イーウィス族のジアによって復活し、ゴジラを説得してゴジラとコングの共同戦線を張らせた。また、スカーキング一派との戦いでも活躍し、粘着糸でグレイト・エイプを一瞬で拘束し、探査艇ヒーヴを救助した。また、スカーキング討伐後は地下空洞のイーウィス族を守る生体物質で造られた壁を粘着糸で修復している。
スーコミニコングとも呼ばれるグレイト・エイプの子供。最初はコングに対して敵対心をむき出しにしており、同種に会えたことで気が緩んだコングを湖に誘い、ドラウンヴァイパーに襲わせるなどしていた。そのように知恵も働くが、コングに心を許し、自分を庇ったグレイト・エイプをスカーキングに殺害されてからは、スカーキングとの戦いにその知恵を活かすようになる。
スカーキンググレイト・エイプたちを奴隷のように働かせて、地下空洞に王国を築いた怪獣。遥か昔に自然の調和を破壊し、地上侵略をしようとしたデストロイヤーだ。最初こそ優勢だったがゴジラによって地下空洞の火山地帯である火の国に幽閉される。それでも地上侵略を諦めておらず、未だにその機会を狙っている。背骨で造られた鞭を操り、その先端に青白い結晶体と痛みで古代怪獣シーモを支配している。体格はコングよりも小柄である。
背骨で造られた鞭でコングを苦しめ、操った古代怪獣シーモによってコングの右腕に神経に及ぶほどの凍傷を負わせた。コングを追い、イーウィス族のピラミッドの傍で激闘を繰り広げる。その戦いの最中、ブラジルのリオデジャネイロに繋がる穴に落ち、リオデジャネイロの街を破壊する。しかし、ゴジラとコングの連携攻撃によって鞭を破壊される。スーコによって青白い結晶体も砕かれた結果、古代怪獣シーモの支配を失ったことで冷凍光線により氷漬けにされてコングに打ち砕かれた。
シーモスカーキングにより、痛みと青白い結晶体で支配されている古代怪獣。氷河期の原因となった怪獣とされ、体躯は『ゴジラxコング 新たなる帝国』で最大を誇る。四足歩行で背中には棘のような背びれが無数に生え、尾の先にも棘を持つなど容姿は『ゴジラの逆襲』(1955)で初登場をしたアンギラスを想起させるものになっている。
ゴジラとコングとはスカーキングの命令で敵対していたが、スカーキングから自由になると、地上の怪獣の王であるゴジラの命令を受けてスカーキングを冷凍光線で凍結させている。すべての戦いが終わった後はコングと共にスカーキング亡き後のグレイト・エイプの王国に帰っていった。氷河期を引き起こすなど自然の調和を乱すことからデストロイヤーとも考察できるが、コングの手によって自由になった結果、プロテクターになったとも考察できる。
グレイト・エイプコングと同種、もしくは近縁種だと思われる類人猿型の怪獣たち。地上のコング族が滅んだのに対して地下空洞で多数の種族が生き残っており、群れを形成するなど社会性の高い怪獣である。群れの中でもヒエラルキーが存在しており、スカーキングの配下となっている者たちや、奴隷のように働かせている者、スカーキングのハーレムなど個体ごとに役割が違う。
ゴジラとコングを倒すべく、スカーキングの配下の者たちがイーウィス族のピラミッドを襲撃したが、ゴジラとコング、そしてスーコとモスラによって撃退されている。スカーキングが死亡した後はコングの王国の住人となり、奴隷のような生活から解放された。
スキュラ『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』でアメリカ・アリゾナ州の油田地帯で発見されたメスの怪獣で、タカアシガニのような体躯に頭足類に似た頭を持っている。ギドラが目覚めさせる前までは第67前哨基地でモナークによって監視されていたが、目覚めるとギリシャに移ったが、ギリシャを人間に追われて湖の中に姿を消した。腐食性の持ち主で、致死性の水性バクテリアに変換する。『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』で南極の氷が溶けるスピードを落とすなど自然の調和を守っていた。
『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』のエンドロールではプロテクターに属する怪獣かと考察されていたが、その後はデストロイヤーに転身。ジョージア州・ティビー島沖の不発弾となった核弾頭を捕食しようとしてゴジラと衝突することもあったが、『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』ではイタリアのローマで暴れまわり、ゴジラの放射熱線を浴びて黄色の体液と共に爆散した。名前の由来はギリシャ神話の怪物で、上半身は美女で下半身は魚、胴体から六頭の犬が生えた姿をしているスキュラから来ている。
ティアマット北極海に棲息する怪獣で全身に剃刀のように鋭い鱗を持つ。口には1対の髭があり、東洋の龍を思わせる容姿から『海底軍艦』(1963)で初登場したマンダを想起させるデザインをしている。全身がピンク色に輝いているのが特徴的で、そのエネルギー源は太陽風である。
¥2,000 (2026/03/30 17:00:46時点 Amazon調べ- 詳細)太陽風のエネルギーの集まる北極海に巣をつくっていたが、謎の電波信号をキャッチしてエネルギーを蓄えようとしていたゴジラと戦闘となる。名前の由来はメソポタミア神話に登場する原初の女神ティアマットで、混沌を象徴する存在で輝く女性として描かれることが多い。その一方で「大洪水を起こす竜」と形容されることもある。
『ゴジラxコング 新たなる帝国』に登場する巨大生物巨大生物だがタイタンではないものも存在している。多くは地下空洞か、地下空洞が地上に噴出した髑髏島に棲息しており、その大きさも怪獣と比べると小柄であることが多い。餌を追い求めて狩りを行なうなど、神話の存在である怪獣と異なり、動物的な要素が強いと考察できる。
怪獣と同様に地上と地下空洞を行き来することが出来るのかは不明。もしかすると地上の怪獣の王であるゴジラや、地下空洞の怪獣の王であるコングが巨大生物を管理している可能性も考察できる。どちらにしても人間には脅威となる存在であることは確かだ。
ワートドッグコングを追いかけていたオオカミやハイエナに似た容姿の巨大生物。群れで狩りを行なうようで、コングを狙っていたがコングの仕掛けた罠に引っかかり、複数の個体が死亡している。更にコングに1体が真っ二つに引き裂かれ、緑色の体液を流して死亡した。
ドラウンヴァイパー地下空洞の未開拓エリアの湖に棲息している巨大生物で、その容姿は巨大なウミヘビを思わせるものになっている。スーコによってコングと戦わされたが、コングに八つ裂きにされて食べられる。コングとスーコはドラウンヴァイパーの肉を共同飲食することで関係性を深めた。
大蛇とコングの戦いはキングコングの最初の映画化作品である『キング・コング』(1933)でも描かれており、監督によるオマージュか、イースターエッグだと考察できる。また、大蛇との戦闘があるという点では大蛇に襲われるコングと、大蛇を襲うゴジラで対比になっている。
¥1,980 (2026/03/30 13:31:40時点 Amazon調べ- 詳細) ヴァータシーン翼竜に似た姿をした生物で、肉食だが温厚な性質を持つ。そのため、こちらから無理に怒らせない限りは安全な生物である。しかし、怒らせると放電する能力を持っており、探査艇ヒーヴは彼らの群れに合わせて飛行することで凶暴な巨大生物のいる地下空洞を安全に移動していた。
この放電能力はスカーキングとの戦いにも活かされた。未知動物学者トラッパーは探査艇ヒーヴでヴァータシーンを誘導し、その放電によってスカーキングと配下のグレイト・エイプを攻撃し、攪乱作戦を成功させている。
この他にもコングの獲物を盗もうとしたトカゲのような生物のダグや、魚の鰭に似たフードを持つコブラのような姿をしたワーバット、コウモリの翼と猛禽類の頭を持ったヘルホークらしき姿も確認できる。正しく怪獣祭りとなっている『ゴジラxコング 新たなる帝国』。どこにどの怪獣が登場しているかに注目して鑑賞するのも面白いだろう。
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