未来の地球を救うスーパーフードに!今、世界で「昆虫食」が注目される理由
遠くない未来である2030年、地球上の人口は90億人近くに達すると見込まれている(ちなみに現在は75億人越え)。それに起因する食糧不足を解決する可能性のある食材が、昆虫だというのが、報告書のメインテーマだ。今のままでは、動物性タンパク質が不足する。そこでこれまで先進国が注目してこなかった昆虫に、白羽の矢が立てられたのだ。実はそれまでも、FAOは伝統的昆虫食文化が素晴らしいことに注目してきたが(2010年の報告書「Edible forest insects Human bites back」)、2013年の報告書ではそこからさらに未来へ話を進め、これまで昆虫を食べてこなかった先進国もぜひ食べようではないか、というのだ。
・世界では、2111種以上の昆虫が食用として消費されている(食用の実績!)。 ・昆虫の多くは必須アミノ酸をバランスよく含む良質なタンパク質だけでなく、不飽和脂肪酸やカルシウム、鉄、亜鉛類も多く含まれている(栄養価はお墨付き)。 ・これまで先進国が消費してきたタンパク質を支えてきたのは「家畜肉」。ところがそれらのゲップや糞から大量の「温室効果ガス」が発生し、地球温暖化を促進させている。その点昆虫は、比較的温室効果ガスが少ない(環境に優しい)。 ・牛肉1キロに生産には8キロの飼料が必要だが、コオロギの場合は2キロでまかなえる(飼料変換率の高さ)。 ・土地がなくても、採取や養殖ができる(食糧生産のための用地不足問題も解消)。
虫が商機! と動き出した世界
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