DIATONE DS-5000
低域には40cmコーン型ウーファーを搭載しています。 振動板にはアラミッドハニカム振動板を採用しています。アラミッド繊維は従来の材質に比べて高強度、高弾性という性質を持ち、さらに低密度で適度の内部損失も得られるという優れた特長を持っています。このアラミッド繊維をハニカムコーンのスキン材として使用するとともに可撓性レジンを特殊配合して含浸させることで樹脂自体に大きな内部損失を持たせ、アルミ・ハニカム・コアをサンドイッチしてハニカム構造としています。これにより軽質量で剛性に富み、しかも従来の素材に比較して大きな内部損失を得ることに成功しています。また、マルチ・チューニング通気セル構造等の改良を加えることでE/ρ及び内部損失などの性能向上を図っています。 磁気回路には最大級のマグネットを搭載しており、総磁束286,000マクスウェルを実現しています。
中高域には6.5cmドーム型ミッドハイを搭載しています。 振動板にはD.U.D.ボロン・ダイアフラムを採用しています。この振動板はチタンを独自の成型方法によって深絞り加工することで1/100mm精度の一体成型加工を実現し、これに高温ボロン化処理を施して製造しています。さらに、DS-5000に採用された振動板ではボロン拡散成長を強力に改良しており、結晶成長ボロンによってチタン母材のボロン化をより一層推し進めています。これによりボロンの剛性と相まって金属チタンの固有音を抑えています。 さらに、振動板から離れた後の音の処理にも着目し、最高機種にふさわしいチューニングを施すことで音の遠近的な鳴り分けの領域にまで音を磨きあげています。
エンクロージャーにはバスレフ方式を採用しています。 DS-5000のエンクロージャーはダイヤトーンのノウハウを全てつぎ込んで開発されたもので、40本以上の試作キャビネットを作成して検討されています。 バッフル板には良質のラワン合板の直交貼り合わせを施し、その他の部分にはカナダ産の針葉樹材2プライ・パーティクルボードを使用しています。また、バッフル板中央にはソリッド・ウォルナット材を埋め込んでおり、中高音域と低音域との相互干渉による混変調歪の抑制を図っています。
別売りで専用に開発されたスタンドであるアコースティックキューブDK-5000がありました。 DK-5000は振動減衰特性に優れたカナダ産カエデ(カナディアンメープル)を使用し、さらに構造的にブロックを12分割させたランバー・コア構成としています。これにより振動の減衰をより美しいものとしています。また、セッティング方法を調整することで低音特性を調整できます。 無酸素銅スペーサーが付属しています。 DK-5000はDS-5000のほか、DS-3000やDS-2000k,DS-1000HRなどのフロアタイプやブックシェルフタイプのスピーカーシステム、CD、アンプ等の音響機器のセッティング用ブロックとしても使用できます。
機種の定格 方式 4ウェイ・4スピーカー・バスレフ方式・フロア型 使用ユニット 低域用:40cmコーン型 中低域用:25cmコーン型 中高域用:6.5cmドーム型 高域用:2.3cmドーム型 定格インピーダンス 6Ω 再生周波数帯域 20Hz~60kHz 最低共振周波数 23Hz 出力音圧レベル 93dB/W/m クロスオーバー周波数 300Hz、1.25kHz、4kHz 最大入力 250W(EIAJ) レベルコントロール 中音用:+1段、-2段 高温用:+1段、-2段 外形寸法 幅635x高さ1,050x奥行460mm 重量 87kg 別売:アコースティックキューブ DK-5000(8個1組、¥18,000) 外形寸法 幅90x高さ88x奥行90mm 重量 0.5kg 付属 無酸素銅スペーサー(直径25mmx高さ1.6mm)x8