DELLのInspiron 15のメモリとSSDを増設する方法
今回はDELLの公式サイトより購入しました。AMD Ryzen 4000シリーズのCPUが搭載されているモデルです。価格は手頃ですが性能が良いためコストパフォーマンスが優れています。メモリは標準で8GBが1枚搭載されており、空きスロットが1つありました。最大16GBが2枚の合計32GBまで搭載できます。ストレージは標準でM.2 PCIe NVMe(Type 2230)のSSD512GBが搭載されており、空きスロットが1つありました。出荷時にType 2230が搭載されているスロットも空きスロットもType 2280が搭載できるようになっていました。出荷時の構成によっては空きスロットに固定用のブラケットが搭載されていないものも存在するようなので注意してください。
シリコンパワー DDR4-3200購入したシリコンパワーのメモリのスペックなどは次の通りです。・型番:SP032GBSFU320F22・速度:DDR4-3200 (PC4-25600)・容量:32GB (16GB 2枚)
増設するメモリはシリコンパワーのノートパソコン用のメモリを選定しました。何度か購入しているメーカーなのでリピート購入です。DELL Inspiron 15 5505が搭載できるメモリの最大容量は32GBのため、16GBが2枚がセットになっているこちらのメモリを選びました。永久保証が付いているのもポイントでした。
A-DATA XPG SX8200 Pro購入したA-DATA XPG SX8200 Proのスペックなどは次の通りです。・型番:ASX8200PNP-2TT-C・接続方式:PCI Express Gen3×4・サイズ:M.2 2280・容量:2TB
増設するSSDはA-DATAのXPG SX8200 Proを選定しました。最大読み込み速度3500MB/s・最大書き込み速度3000MB/sのスペックに惹かれました。サイズが大きいデータを外に持ち出す際にノートパソコン内蔵のストレージが2TBもあれば簡単に保存できるため、外付け機器を持ち歩く必要がなくなります。
増設するメモリについて
DELL Inspiron 15 5505の出荷時のメモリは「DDR4 3200MHz」のメモリが搭載されています。以下のキーワードで検索すると同等のスペックのものが見つかると思います。・PC4-25600 または DDR4-3200・SO-DIMM または SODIMM・8GB※参考リンク:上記キーワードのAmazon検索例(新しいタブで開きます)
増設するSSDについて
DELL Inspiron 15 5505は「M.2 2230」と「M.2 2280」の規格に対応しています。これは取り付けブラケットの関係で、上記2種類の長さのM2 SSDに限定されます。
他機種のメモリとストレージの仕様について
購入したのはInspiron 15 5505ですが、類似の機種や新機種の対応するメモリやM.2 NVMe SSDについて、簡単にまとめておきます。各機種の製品マニュアルやサービスマニュアルを参考に作成しています。
Inspiron 14 5405の仕様・メモリ:DDR4 3200MHz 2スロット・最大16GBx2 32GB・ストレージ:M.2 PCIe NVMe SSD スロット1:M.2 2230 または M.2 2280 スロット2:M.2 2230 または M.2 2280 ※M.2 2230は最大512GB・M.2 2280は最大2TB
Inspiron 14 5405を調査したところ、Inspiron 15 5505とメモリやM.2 SSDなどの仕様が同様だったため、追加するパーツの選定は本記事の記載内容で問題ないと思います。Inspiron 14 5405のベースカバーの取り外しは、本記事で解説しているInspiron 15 5505よりもネジの本数が減っていますが、同様の方法で取り外しが可能です。
Inspiron 14 5415の仕様・メモリ:DDR4 3200MHz 2スロット・最大16GBx2 32GB・ストレージ:M.2 PCIe NVMe SSD スロット1:M.2 2230 または M.2 2280 ※M.2 2230は最大1TB・M.2 2280は最大2TB
Inspiron 14 5415を調査したところ、M.2スロットが1つしかないことがわかりました。そのため、M.2 SSDの容量を増強するためには購入時に搭載されているM.2 SSDを取り外して置き換える必要があります。前機種のInspiron 14 5405ではM.2スロットが2つありましたが、Inspiron 14 5415ではM.2スロットが削減されて1つだけになっているようですので、M.2 SSDの増設時には注意が必要と思います。Inspiron 14 5415のベースカバーの取り外しは、本記事で解説しているInspiron 15 5505よりもネジの本数が減っていますが、同様の方法で取り外しが可能です。
Inspiron 15 5515の仕様・メモリ:DDR4 3200MHz 2スロット・最大16GBx2 32GB・ストレージ:M.2 PCIe NVMe SSD スロット1:M.2 2230 または M.2 2280 スロット2:M.2 2230 ※M.2 2230は最大1TB・M.2 2280は最大2TB
Inspiron 15 5515を調査したところ、M.2スロット2が「M.2 2230のみ対応」となっていましたので、M.2 SSDを増設する場合は注意が必要と思います。Inspiron 15 5515のベースカバーの取り外しは、本記事で解説しているInspiron 15 5505と同様の方法で取り外しが可能です。
ベンチマーク(メモリ増設前)
PassMark Performance TestPassMark Performance TestはCPU・グラフィック・メモリ・ストレージの処理性能を計測して数値で表示してくれるソフトウェアです。様々なベンチマークソフトがあり、詳細に比較したい場合は他のベンチマークソフトも使用して複数の視点から比較すべきですが、今回は本ソフトのみ使用して比較します。
テスト項目スコアPASSMARK3415CPU MARK132712D MARK4833D MARK1360MEMORY MARK2077DISK MARK10267 DELL Inspiron 15 5505 メモリ増設前の PassMark Performance Test 結果CPU MARKの結果は思いのほか良い印象でした。グラフィックはスコアが伸びていませんがCPU内蔵のRadeon Graphicsのため致し方なしです。
CrystalDiskMarkM.2 PCIe NVMe SSDなのでSATA SSDの4~5倍の速度が出ています。ノートパソコンのSATA HDDをSATA SSDに換装して感動していた頃が懐かしくなりますね。
DELL Inspiron 15 5505の分解手順
DELL Inspiron 15 5505のメモリを8GB 1枚から、16GB 2枚に交換します。M.2 PCIe NVMe(Type 2280)のSSDは空きスロットに追加します。
ベースカバーのネジの取り外し ベースカバーの取り外し バッテリの取り外しDELL Inspiron 15 5505のメモリ増設・SSD増設手順
メモリの取り外し メモリの取り付け SSDの取り付け バッテリの取り付け ベースカバー・ネジの取り付け DELL Inspiron 15 5505のBIOS確認メモリとSSDの取り付け作業の完了後、パソコンの電源を入れ、BIOSの表示を確認します。画像のように「System Memory」の項目が「32768MB」になり、さらに「M.2 PCIe SSD-2」の項目が増えて「ADATA SX8200PNP」が認識されていることを確認します。この表示は取り付けたメモリのサイズやSSDの機種によって変わります。
DELL Inspiron 15 5505のメモリチェックベンチマーク(メモリ増設後)
PassMark Performance Testメモリ増設前と同様にPassMark Performance Testを使用して各種計測を行います。
テスト項目スコア(メモリ増設前)スコア(メモリ増設後)比較PASSMARK34154426+29.6%CPU MARK1327114692+10.7%2D MARK483587+21.5%3D MARK13602399+76.3%MEMORY MARK20772821+35.8%DISK MARK1026710855+5.7% DELL Inspiron 15 5505 メモリ増設前後の PassMark Performance Test 結果と比較 CrystalDiskMark CrystalDiskMark(A-DATA XPG SX8200 Pro)M.2の空きスロットに増設した「A-DATA XPG SX8200 Pro」の読み書き速度を計測しました。こちらは公称値きっちり速度が出ており、DELLの出荷時に搭載されていたSSDよりも遥かに高速でした。DELLの出荷時に搭載されている512GBのSSDは取り外してA-DATA XPG SX8200 Proをシステムドライブにしたほうが、動作がより軽くなり快適になるのではないかと思いました。
その他DELL Inspiron 15 5505のおすすめ設定
DELL Inspiron 15 5505の初期設定をしている際に気になった箇所が2点ありました。
ファンクションキーの作動の設定BIOSに入り「Advance」タブを開きます。「Function Key Behavior」の項目にてファンクションキーの動作設定ができるので「Multimedia Key」から「Function Key」に変更します。 →「Fn」キーを押さない状態でF1やF2などの操作が可能になります。マルチメディアキーを操作する場合は「Fn」キーを押す必要があります。
ノートパソコンの画面を開いたときの設定BIOSに入り「Advance」タブを開きます。「Power on LID OPEN」の項目にてノートパソコンの画面を開いた時に電源を入れる設定が入っているので「Enabled」から「Disabled」に変更します。 →ノートパソコンの画面を開いても勝手に電源が入らなくなります。
まとめ
だいぶ長くなってしまいましたが、DELL Inspiron 15 5505のメモリ増設とSSD増設の流れでした。作業前後のベンチマークやメモリチェックなどを行わなければ30分もあれば増設作業は完了するものと思います。まだ購入して間もないため、色々と触ってみて何か気づいたことがあれば追記や新規記事にしたいと思います。
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デスクトップPCにUPSを接続して停電対策をする方法 プロフィールNH:ゆきもみじ 普段は常駐SEをしている者です。先日アラサーの域に1歩踏み出しました。 自分用の振り返りメモのようなブログですが、どなたかのお役に立てればと思い、自宅環境などを中心に取り上げたいと思っております。 記載内容はできる限り正確に記載しますが、作業する場合は各個人の責任の下で行ってください。バックアップは大切。
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