森の恵み「ながはま森のメープル」
この取り組みは、ながはま森林マッチングセンターの橋本勘さんを中心に2018年スタート。今年はメープル部会としてメンバーが集い、タンクの設置から樹液採取、シュガーリング(煮詰める)などを行っている。一般向けには森歩きを楽しみながら樹液採取や試飲ができるエコツアー〝メープルトレッキング〟が開催されている。 カエデはなぜ甘い樹液を作るのか? どこでも樹液の採取ができるわけではなく、夜間には氷点下、日中5℃以上になる寒暖差が必要など、植物(ここはカエデだ)の不思議や面白さを教わる。また、20mLのシロップを作るために約1Lの樹液が必要で、煮詰めることで糖度は約1.2パーセントから約60パーセントまで上がり、ミネラル分なども多く含まれる。橋本さんから丁寧な解説を聞くのは楽しく、植物の知識が増えることはなんだか豊かな気分になる。樹液採取で森歩きをすれば、雪景色や冬の植物観察が楽しめ、心地よい疲れも悪くない。面白くて、充実感もあって、いい活動だなあとつくづく思う。 橋本さんは「カエデが巨木化したのは人が山に入らなくなったからですが、この活動でまた人が山に関心を持ち、山へ入っていく機会が増えれば」と話す。厳冬期に限られた活動は、2月いっぱいで樹液採取は終了。メープル部会の活動では、3月10日にカエデの植樹が計画されており、興味のある方はながはま森林マッチングセンター(0749-82-5070)へ問い合わせれば活動に参加できる。
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