レッチリのフリー、63歳にして初ソロ作をリリース トム・ヨークや現代ジャズの精鋭が参加
レッチリの創設メンバーでベーシストのフリーはこの発表にあわせて、アルバム収録曲「Traffic Lights」を先行公開。同曲はトム・ヨークとジョシュ・ジョンソンとの共作だ。「僕とディアントニ・パークスで、『Traffic Lights』の原型になるものを最初の日に演奏した。どこかアトムズ・フォー・ピースを思い出させるものがあったから、トムに送ったんだ。彼のことを知っているだけに、彼が共感できるリズムと感覚だと思ったし、実際その通りだった」とフリーは声明で述べている。「美しいメロディと言葉、“逆さまの世界(upside down)”で生きることとか、フェイクなクソもリアルなクソも浴びせられるなかで、どうやって物事の筋を通していくのか、みたいなことについて。みんなそれぞれに世界と折り合いをつけるやり方がある。でも彼は、いちばん温かくて、自由に流れるようにジャムる、とんでもないヤツなんだ」。
本作がどのようにして生まれたのかを語った声明の中で、フリーは次のように振り返っている。レッチリが金字塔的アルバム『Blood Sugar Sex Magik』をリリースした1991年のある夜、フリーはガス・ヴァン・サント監督の映画『マイ・プライベート・アイダホ』に出演しており、その現場で友人にこう語ったという。「深く催眠的なグルーヴがあって、その上にトリッピーなメロディが重なり、グルーヴそのものを瞑想するようなインストゥルメンタル作品を作りたいんだ」。
Translated by Rolling Stone Japan
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