Без кейворда
宮崎: 僕は「君の持ち時間は10年だ」みたいな話を、つい「風立ちぬ」の中で言っちゃったんだけど、自分自身の持ち時間というのは、実は40代なんですね。30代の終わりごろから40代の終わりごろまでの10年です。 そこでの作品は明瞭に自分の中でつくりたかったものがあって、つくったものです。だけどその後は、本当に苦し紛れにつくって、「物置のガラクタの中に何かなかったっけ? これでいいか?」っていうふうにつくった(笑)。
宮崎駿のピーク
宮崎: ぼくは結果的に、「トトロ」っていう作品が、峰になっちゃってるんですよ。あれがピークだったんです。 美術的なピーク。それは自然というか日本の風土をね、関東地方ですけども、それを愛情持って描こうとしたんですよ。どういう木が生えてるかとか、どういう風景があるかっていうのを、理想化して描こうっていうことを初めてやって、それが初めてうまくいったんです。
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