かんきつ病害の見分け方。かいよう病、そうか病など紛らわしい病害の特徴を知る。
一方、かいよう病の病原菌は細菌(Xanthomonas citri subsp. citri)。かいよう病は、特にオレンジやグループフルーツに深刻な影響を与えます。レモンやナツダイダイでも発生し、ウンシュウミカンの場合は、夏の台風など悪条件が重なると発病することがあります。最もかいよう病の発病が少ないのはユズ、キンカンです。病斑は葉や果実の表面に茶色の潰瘍(かいよう)として現れ、周囲に黄色のハロー(輪状の変色)が見られるのが特徴です。この病気もカンキツ類の商品価値を大きく低下させます。かいよう病は、特に夏の台風や春先の多湿な気候によって発生しやすくなります。
そうか病とかいよう病の違い 黒点病とさび果 黒点病とさび果の違い 特徴 黒点病 さび果 斑点 小さく黒色 黒点病の斑点よりもさらに小さく、色も褐色〜紫褐色 病斑の形状 流紋状の病斑が見られる 流紋状の病斑は生じるものの、黒点病に比べるとその形は不鮮明ではっきりしない 果実への発病 未成熟な果実や日陰の果実や葉に発生する 1月以降、果実が成熟し始めてからでないと発症しない。発病は果実に限られる 発病する種類 広範なカンキツ類に発生 夏ミカン、レモン、グレープフルーツなどで発病する。温州ミカンには発病しない 貯蔵中 貯蔵中に進展しない 貯蔵中に病斑が進展する 黒点病と銅の薬害 黒点病と銅の薬害の違い関連する記事
今さら聞けないよく耳にする植物の病徴①立枯れ、萎凋、わい化など 2024.08.23 【植物の病害あれこれ】いもち病について 2024.11.13 【植物の病害あれこれ】べと病について。べと病の原因やべと病になりやすい作物、対処法を紹介 2023.05.17 【植物の病害あれこれ】穀類の病気まとめ①イネ編。病害の特徴や違いについて。 2024.07.17 連作障害になりやすい野菜まとめ。連作障害になる仕組みについて。 2021.03.29連作障害とは一つの作物を同じ圃場に繰り返し作付けする「連作」によって起こる、作物の生育不良を指します。連作により特定の病害虫の加害が甚だしく.
人気記事
植物育成の万能薬。木酢液の使い方について 木酢液は希釈濃度によって効果が違う?!木酢液の様々な用途を紹介 今更聞けない有機質肥料「油かす」。その特徴や使い方のポイントを紹介! 木酢液を使用する頻度はどれくらい?木酢液を効果的に使用するタイミングとは 日本でしか作れない野菜、日本人しか食べない野菜7選 もみ殻活用術①。もみ殻を生のまま使うと、どんな効果が得られる!?注意点も合わせて紹介 除草剤「ラウンドアップ」の損賠訴訟について知っていますか 今さら聞けない「ミニマム・アクセス米」とは 【個人直売所の始め方・前編】収穫した野菜を売るには?個人直売所に必要な準備とは 自己所有の農地に農業用倉庫を建てるのに申請は必要?費用は?記事カテゴリー
人気のタグ
病害 カテゴリの最新記事
- 2025.05.16
【植物の病害あれこれ】白色疫病について。白色疫病の原因や防除法を紹介
- 2025.05.14
【植物の病害あれこれ】春腐病について。春腐病の原因や防除法を紹介
- 2025.05.01
農作物に起こりうる貯蔵病害、その原因と対策について
- 2025.04.23
かんきつ病害の見分け方。かいよう病、そうか病など紛らわしい病害の特徴を知る。
- 2024.12.18
【植物の病害あれこれ】かいよう病について
- 2024.11.13
【植物の病害あれこれ】いもち病について
最近の投稿
桑茶の栽培・加工完全ガイド。初心者でもわかる、桑茶づくり 果樹転作でアボカド栽培は有効か!?果樹転作の視点でアボカド栽培の魅力を探る 有機農業取組面積が増大。有機農業が増大傾向にある理由。PAGES
カクイチの事業
Copyright 2016 Kakuichi.co.ltd. All Rights Reserved. 農業メディア│Think and Grow ricci by FIT-Web Create. Powered by WordPress.