2022年4月 御代田 牛乳風呂
ホテルにチェックインし、界隈が営業し始める夜まで待った。20時過ぎくらいにホテルを出て、御代田のタイ集落、通称「牛乳風呂」に向かった。名前の由来となった廃旅館はすでに取り壊されて無くなってしまっているが、呼び名は変わらず通じるのではないかと思う。 まず紹介されたスナックに入店した。そこにはタイ日ハーフの女性や、顔から身体まで修正済みと思われるタイの女性がいた。改めて御代田のシステムを確認すると、基本的にどの店でも席代3,000円、ドリンク1本1,000円と説明された。長居するならボトルを入れたほうが安く済むと言われたが、何店舗か周ってみたかったので、今回は断っておいた。その日は週末にも関わらず客足が少なかったためか、私1人に対して2〜3人の女性が着く形となった。正直期待していなかったのだが、予想に反して話上手な女性たちだったようで、時間を忘れて楽しんでしまった。気がつけば時刻は23時を過ぎていたため、チェックして別の店に行くことにした。1人の女性は近々タイに一時帰国する予定らしく、タイミングが合えば現地で会いましょうということで、連絡先を交換した。多分会うことはないだろうが。 「牛乳風呂」には至る所にCCTVが設置してあり、外の様子は店内から監視されている。そのため、近くを通るだけで店から女性が客引きのために出てくる。2軒目はそんな客引きについて行き、在籍する女性の殆どがベトナム人という店に入店した。客入りはまずまずだった。私に着いた女性はスナック嬢には向いていないと思われる、幸薄そうな大人しい子だった。会話もそんなに盛り上がらず、何だかいたたまれなくなり、ビール1本を空けてすぐに退店した。 時間と所持金的にあと一軒が限界だったので、再び客引きで出てきた女性について行って入店した。タイ人とベトナム人の混合の店だが、年齢層は比較的高めだった。私に着いた女性はベトナム人だった。なんとなく連れ出しについて聞いてみると、「おじいさんばかりが連れ出したがるから、私は全部断ってる。でもお兄さんならいいよ」という返事が返ってきた。女性の裁量が大きく、行きたくない相手とは行かないということらしい。話のネタに1回くらいなら経験してもいいような気がしていたが、金も時間もなかったので、次回の楽しみにした。この日は客入りが悪いので、12時で店じまいすることになり、それに合わせて退店となった。 当たり前のことであるが、今界隈にいる女性の殆どは在留資格持ちと思われる。中にはコロナで帰国困難になってビザ延長を繰り返した挙句、日本人と結婚して新たに在留資格を得た強者もいた。そのため、どうしても手練れ感というか、スレ感は否めない。今は日本が外国人観光客を受け入れるようになり、「牛乳風呂」がかつての姿を取り戻す時を待つのみである。
- 連れ出しスナックで愛を探す (12)
- フィールドワーク (8)
- アーカイブ (5)