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自作孵卵器でヒヨコを孵化させる【その1・製作〜試運転まで】

制御装置は大まかに上記のようになっています。 温度センサとヒーター制御で一定温度を保つ機能を最低限とし、状態を表示できるディスプレイ、さらに一定時間ごとにサーボモータを動かして転卵を行う機能、Wi-Fiに接続してIoTデータ可視化サービス「Ambient」に温湿度変化を送ってリモートで確認できる機能をつけました。 湿度調整のための排気ファンもついていますが、今回は湿度調整は水入れ容器の形状工夫で行うとして、このファンを庫内で常時稼働させることで内部の空気を循環させ、温度ムラをなくすようにしています。

外装容器 転卵装置

転卵については、以下の孵化場で実際に使用されている転卵装置の仕様を参考にして、縦向き(長軸が地面に垂直)に静置した卵を70分間おきに120度傾けることができるギミックを作ります。

転卵装置は外装容器に直接設置するため、外装容器を加工してゆきます。 手始めにサーボモータがつながっていない側の軸を設置します。 鍋ネジを外側からねじ込み、外装容器側面を挟むように内側からナットで締めます。この鍋ネジは回転せず側面に固定されていて、転卵のケースの側面に開けた大きめの穴にここを引っかけてフリー回転の状態にします。

ここ、一気にカッターで切りたくなるんですが、この手のプラスチック容器はある一定以上の剪断圧力がかかると一気に割れてしまうことがあるため、絶対にやってはいけません。 代わりに、切り取り線に沿って一定間隔で、ハンドドリルを使って穴をあけていきます。 割れは角部分から発生することがほとんどなので、角は必ずドリル穴にします。そうすると角丸になるので、壊れる危険性がいくぶんか減ります。

部品配置・配線

さらに、空気循環用のファンをひよこ電球と転卵装置のあいだに置きます。とりあえず庫内で空気が循環できればよいので、風を送る方向はどちらでも大丈夫です。 このあとで制御基板から出ている温湿度センサを庫内に設置しますが、どうやら測定値に少しズレが出ていたりするようなので、市販の温湿度計を庫内に置いた状態で試運転を行ってあとでキャリブレーションします。 (使っている温湿度センサAM2302、新品は非常に精度もよく信頼がおけますが、長年使っているためヘタってきているもよう)

ふたを問題なく閉じることができたら、その上に制御基板類を載せます。 あとで両面テープとかで固定するので適当に置いています。 これで大体は完成です。

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